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changeさん のコメント

国家経済が貿易に依存しているか、消費に依存しているかは、国際関係の影響度の比率に差が出てくる。

端的に言えば、国内消費比率が高ければ、国際関係の大きな変化に対応力が高い。一方貿易比率が高ければ相手国の言動に大きく左右されざるを得ない。

日本と韓国の状況を比較してみた。
①貿易額面では
中國輸出依存度比率では日韓で大きな差はない。米国輸出で見ると韓国の依存度は日本の半分にしかならない。
韓国にとっては米国より中国の方が大切なお客である。
②貿易の重要性
日本の貿易額GDP比は24.75%、韓国58.35%
日本は内需主体であるが、韓国は貿易主体である。
世界の景気に対する影響度は韓国は即影響するが、日本は大きな影響からは回避できる。

韓国の経済成長段階は貿易に依存した成長期にあり、賃金が高くなっていくが、もろに中国の影響を受けるので、中国経済と切り離せなくなる。中国に隷属せざるを得ない。

日本は製造拠点を中国に依存し過ぎており、製造拠点の多角化と国内回帰を図るべきでしょう。中国の対日本関係をどのように維持していくか非常に難しい段階に入っているといえる。

「やるなー韓国大統領」と考えるのは、あまりにも短絡していないか。その国の状況に照らして妥当かどうかの判断をすべきでしょう。日本は日本として妥当な判断していると見たい。
No.5
27ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。