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changeさん のコメント

プーチンが見ていた「ウクライナ」が、侵攻前と侵攻後で全く異なった「ウクライナ」になり戸惑っている。

侵攻前は、核保持しない、「NATO」に加盟していない、軍事力が極めて低い国でしかなかった。
侵攻後は、武器の供給、軍事戦略、軍事教育を米国・英国・EUから受け、実質的近代戦力がロシアを上回っている。

戦争に入る前の「ウクライナ」に対する見方を途中で修正できず、ずるずると戦争をしており、近代的戦略システムで戦う「ウクライナ」に時間を経ると同時に劣勢になる姿が露になっている。巻き戻しが効かず、実質的に完全に領土を確保できていない段階で、併合宣言をしてしまった。

プーチンの国内向けデモンストレーションが瓦解し,強弁派が核使用を口にし、チェチェン首長も核使用を示唆している。

簡単に収まるとみていた「ウクライナ」侵略が、巨大な相手になり、当初口にしていた「核使用」が色あせたものになりつつある。

プーチンの行動は相手を「威嚇と恫喝」で屈服させることであり、状況が変わり、核保有の米国と英国、EUを実質的に相手にする段階であり、戦争の継続には、インドは明確に否定し、中国も同調はしていない。

「核使用の段階」では、ロシアは孤立しており、孤立した中での核使用は、ロシアの破滅以外はない。チェチェン首長の核使用発言は、ロシアに対する好意でなく悪意から出ているとみるべきものでしょう。
No.1
26ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。