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フレデイ タンさん のコメント

前にも書きましたが、SECURITYという米語を日本は安全保障と訳してます。その本当の意味は「WAR」なんです。従って、安全保障の本当の意味は「戦争」なんです。でも、私は本当の安全保障とは雇用の安定を図ることだと思ってます。北朝鮮や中国をターゲットにする戦争、つまりSECURITYは早々と返上して、雇用の充実を目指すべきだと思うのです。

雇用の充実を図るには、我が国の消費需要の少なくとも30%程度は自国の生産で賄い、輸入がストップしても国全体が生き延びる計画は日本みたいな国には必須条件だと思うのです。トヨタが日本にアジトを置きながら世界に工場を分散して、羽ばたくのも結構。日本の需要の30%程度は最悪公的な企業で生産し賄うことは雇用全体の構造を安定にすると考える訳です。

米国は鉄鋼も自動車も産業は壊滅してます。米国の白人の若者の主たる就職口がバーテンダーだとなれば、その不満は天を突くことになるのは当然です。毀誉褒貶に有り余るトランプはこの若者たちの熱烈支持を得ています。彼らの情熱はトランプ革命を起こさんばかりなのです。トランプは大統領就任の日に「TPPの廃絶宣言」をしました。後任のバイデンはプーチンを殺人者だと罵り、翌年ウクライナで戦争を始めました。トランプに軍配。第一次大戦はロシア革命を生み出しましたが、第二次大戦は中国革命を誕生させました。ウクライナ戦争はトランプのプロレタリア革命を勃発させるかも知れません。私はそのようになるのを期待してます。

私が言いたいのは、トヨタなんかどうでもよい。その財務がどうなっているのかは国富とは関係無い。日本の雇用構造をどう健全にするかが日本の喫緊の課題だと言いたいんです。
No.9
24ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。