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りゃんさん のコメント

PASC患者はチャイナ肺炎患者が増えるにしたがって増加していると考えられる一方、まだ治療法どころか疫学的知見も十分でなく、今後の大きな課題である。

脳とチャイナ肺炎ウイルスとの関連は今までも様々に示唆されているが、この論文の価値は、それをヒトのAutopsy検体で詳細に明らかにしているところで、もはやチャイナ肺炎ウイルスがヒトの脳に感染し長期間残存することは証明されたと言ってよかろう。この結果、PASCの症状の一部、つまり、頭痛、集中力低下、うつ、耳鳴り、眩暈などがチャイナ肺炎ウイルスそのものと関連あることが強く示唆され、今後の研究発展の大きなステップであろう。

ところで、コメント欄にはいつものかたがたが投稿しておられるが、この論文の価値を正面から理解し、そのうえで考察なさっているのがchangeさんだけという寂しい結果だった。ただし、ワクチンがどの程度PASC発症を減じるかは今後の研究課題である。

なお、中共の感染爆発の現状は、厳格な隔離が感染予防にある程度効果があることを皮肉にも示唆している。反論する議論もあるが、効果があると考えることは常識にも合致する。とはいえ隔離を社会全体でおこなうのは、もはや馬鹿げているが、フレイルの多い高齢者が共同生活をおくっている高齢者施設でおこなうのは間違いではない。家族に対しては、施設側もネットを介した面会やついたてや透明カーテンごしで厳密に隔離された面会など、できる工夫や配慮はこらしているという。それが気にいらなければ、入居高齢者を家につれてかえって一緒に暮らしながら介護すればいい。介護施設に入居させるのは、義務ではない。
No.14
22ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。