• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

小沢さんを支援し続けたものにとって、いまだに残念に思っていることがある。

自民党福田康夫氏との大連立構想である。日本の自律第一歩を踏み出すためには、与野党が一体になり、米国に対応するしかないとみていたが、民主党内が一致できず幻に終わった。

もしは禁句であるが、あの時大連立が成立していたら、60年安保闘争を乗り越えた新たな日米同盟に転換していく好機ではなかったか。

日本が従属を脱皮し、自律を求めるのであれば、与野党が小異を捨てて大同につくことが必要であるが、野党にその気配が見えない。残念なことであり、野党に支持が増えない原因になっている。小沢氏の時は、国民は民主党に新たな時代を作り出す盟主として期待したのであるが、仲間割れで大きな流れに乗れず、その後の姿は目を覆いたくなるほど、野党の盛衰は甚だしくなっている。

信用を取り戻すのは大変であり、自民党と考え方が近い野党は政党を割っても大連立を組み自立した考え方を選択できるようにしていかなければならない。野党が政界再編成を考えられなければ、日米一体化の道を歩むしかない。どちらの選択も取らない政党が現在の野党であり、泉健太など柔軟な考え方が取れる方たちに期待しているが難しいのでしょう。
No.1
21ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。