記事へ戻る 中庸左派さん のコメント 中庸左派 中国は中華人民共和国の建国 100 周年にあたる2049 年より前に、台湾との再統一をはかる目標らしい。まだ、だいぶ先ではないか。 それに、習近平氏は「最大限の誠意を持って平和的な再統一の可能性を追求し続け」る、と述べている。 差し迫って、中国が周辺地域に脅威となっているとは考えられない。 そもそも、仮に中国として、「武力行使を放棄するという約束はなく、必要なすべての措置を講じるオプションは保持されてい」る、としても、それは一つの中国としての内政政策に過ぎず、他国がとやかくいうことでは無かろう。 一つの中国に対して要らぬ内政干渉を強化し続けているのがアメリカ帝国だ。 バイデンは、米国が台湾を軍事的に防衛すると4回言った。 下院議長ペロシも、実のところバイデンとブリンケンの意を組んでいったのではないか? 中国の半導体製造に関して、アメリカは自国エンジニアを引き上げさせる等イヤガラセを続けている。 戦略物資である半導体生産で台湾が世界をリードしている状況も、中国と台湾を分断したい動機だろう。 結局のところ、ロシアウクライナ戦争の泥沼化や、切迫する台湾有事の演出も、アメリカ帝国の覇権維持のためのなりふり構わぬ悪あがきであろう。 既に中露を軸にした非米諸国が台頭し、多極化の流れは押し止めることは出来ないが、アメリカ帝国は必死になって、その流れを止めようとムダにもがいている。 その意味では、アメリカ帝国の没落プロセスが産んだ世界の不安定化だろう。しかし、そんなことに日本として巻き込まれるのは絶対にゴメンである。 ハッキリ言えば、台湾がどうなろうと、一つの中国に対する内政干渉はすべきではないし、我々には関係ないと考えている。 No.23 22ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 台湾問題に関する日中間の約束:1972年日中共同声明「中国政府は台湾が中華人民共和国の... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
中庸左派 中国は中華人民共和国の建国 100 周年にあたる2049 年より前に、台湾との再統一をはかる目標らしい。まだ、だいぶ先ではないか。 それに、習近平氏は「最大限の誠意を持って平和的な再統一の可能性を追求し続け」る、と述べている。 差し迫って、中国が周辺地域に脅威となっているとは考えられない。 そもそも、仮に中国として、「武力行使を放棄するという約束はなく、必要なすべての措置を講じるオプションは保持されてい」る、としても、それは一つの中国としての内政政策に過ぎず、他国がとやかくいうことでは無かろう。 一つの中国に対して要らぬ内政干渉を強化し続けているのがアメリカ帝国だ。 バイデンは、米国が台湾を軍事的に防衛すると4回言った。 下院議長ペロシも、実のところバイデンとブリンケンの意を組んでいったのではないか? 中国の半導体製造に関して、アメリカは自国エンジニアを引き上げさせる等イヤガラセを続けている。 戦略物資である半導体生産で台湾が世界をリードしている状況も、中国と台湾を分断したい動機だろう。 結局のところ、ロシアウクライナ戦争の泥沼化や、切迫する台湾有事の演出も、アメリカ帝国の覇権維持のためのなりふり構わぬ悪あがきであろう。 既に中露を軸にした非米諸国が台頭し、多極化の流れは押し止めることは出来ないが、アメリカ帝国は必死になって、その流れを止めようとムダにもがいている。 その意味では、アメリカ帝国の没落プロセスが産んだ世界の不安定化だろう。しかし、そんなことに日本として巻き込まれるのは絶対にゴメンである。 ハッキリ言えば、台湾がどうなろうと、一つの中国に対する内政干渉はすべきではないし、我々には関係ないと考えている。 No.23 22ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 台湾問題に関する日中間の約束:1972年日中共同声明「中国政府は台湾が中華人民共和国の... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
それに、習近平氏は「最大限の誠意を持って平和的な再統一の可能性を追求し続け」る、と述べている。
差し迫って、中国が周辺地域に脅威となっているとは考えられない。
そもそも、仮に中国として、「武力行使を放棄するという約束はなく、必要なすべての措置を講じるオプションは保持されてい」る、としても、それは一つの中国としての内政政策に過ぎず、他国がとやかくいうことでは無かろう。
一つの中国に対して要らぬ内政干渉を強化し続けているのがアメリカ帝国だ。
バイデンは、米国が台湾を軍事的に防衛すると4回言った。
下院議長ペロシも、実のところバイデンとブリンケンの意を組んでいったのではないか?
中国の半導体製造に関して、アメリカは自国エンジニアを引き上げさせる等イヤガラセを続けている。
戦略物資である半導体生産で台湾が世界をリードしている状況も、中国と台湾を分断したい動機だろう。
結局のところ、ロシアウクライナ戦争の泥沼化や、切迫する台湾有事の演出も、アメリカ帝国の覇権維持のためのなりふり構わぬ悪あがきであろう。
既に中露を軸にした非米諸国が台頭し、多極化の流れは押し止めることは出来ないが、アメリカ帝国は必死になって、その流れを止めようとムダにもがいている。
その意味では、アメリカ帝国の没落プロセスが産んだ世界の不安定化だろう。しかし、そんなことに日本として巻き込まれるのは絶対にゴメンである。
ハッキリ言えば、台湾がどうなろうと、一つの中国に対する内政干渉はすべきではないし、我々には関係ないと考えている。
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