• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

アテネのデモクラシーを基本的に理解していくと

アテネ社会では「すべての人間の人格の平等や基本的人権という理念はなかった。」

ポリスを防衛する重装歩兵(生産に従事する奴隷を所有していた)の生活共同体の規範の取り決めであり、国家制度に関するものではない。

資格者は、18歳以上の成人男子であり、女性はもちろん、生産従事者(奴隷)、手工業や商業(在留外人)には資格がなかった。

戦争の形態変化や経済の発展で「市民」の範疇は拡大していたが、限定的であった。市民権保有者はアテネ人の10分の1でありに過ぎなかった。

アテネを守る、アテネ市民を守る一部の選ばれた重装歩兵の「生活様式」を取り決める限られたものであり、11回の改正があったようであるが、専門的な教養が不可欠になると、衆愚を排除するために、「官僚制」を導入せざるを得なくなっ
た。

皆が政治制度から生活様式まで納得する方法などなく、日本は「憲法改正」をして、政治制度から生活様式まで世界の状況に合わせていくべきなのでしょう。規模の大きい現在の国を対象にして選挙制度を否定しても始まらない。
No.1
21ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。