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changeさん のコメント

先の大戦に対して、「勝つ見込みのない戦争」というのは結果的に見れば正しい。理由なくして戦争に突入はしないが、一歩下がってみても、突入したのが無謀であったということはできる。

現代的に考えた場合、「日中戦争」は「勝つ見込みのない戦争」であり、先の大戦の教訓が生きる。日本が戦争を仕掛けるということは全く考えられない。ほとんどの国民が同意するのでしょう。

問題は、日本は独立国といっても、ドイツ、イタリア、韓国などのように米軍基地があり、日本の領土、国民を守ることが米国を守ることになっている。軍事経済両面で同盟友好関係にあり、米国との一体性を否定できない。否定すれば、米国から「戦争に勝ってからいえ」といわれれば、逆らえないでしょう。日本のように地位協定を一度も改定できないほど従属化していれば、他国より困難さが強い。

台湾海峡で米中が対立し、力での解決を否定しない中国の表面的対決姿勢を見れば(裏外交は分からない)米国の要請によって日本、韓国は軍事力を強化していかざるを得ない。
中國が戦争を開始すれば、日本と韓国の米軍基地が攻撃されれば好むと好まざるにかかわらず日本と韓国の領土が攻撃されたことになり、中国に対抗していかざるを得ない。「勝つ見込みがあるとかないという」打算的な戦争にならない。民主陣営と共産陣営の戦いにならざるを得ない。

あくまで話し合い外交を進めるべきであるが、戦狼外交の中國に対して日本外交は限度があり、西側陣営の結束を固めることが戦争の抑止力になると信じている。西側陣営の結束に力を注ぐべきでしょう。これはビザ発給停止など米国には適用せず日本韓国と軍事力経済力が落とる国を脅していると理解すべきで、同格とは見ていないこと銘記すべきでしょう。
No.1
15ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。