記事へ戻る 中庸左派さん のコメント 中庸左派 >ゼレンスキー大統領29日、ロシア選手の2024年パリ五輪参加容認は「テロが何らかの形で容認される」 こういう発言に先ず思うこと。 なんの権利があってアスリートの「個人的」な練習や鍛錬の成果を、結果として掴み取る権利を奪うのか?アスリートの権利を圧殺する政治的圧力は許されない。 勿論、オリンピックや国際大会には国家の威信や利権や商業主義がはびこっているのは知っている。 そうだとしても、私はスポーツは本質的に「個人的」成果に過ぎないと考えているし、だからこそ、大会にかけるアスリートの思いや熱情が一番大事であり、大会に参加するというアスリートの基本的権利を侵害してはならない、と考えてきた。 だから、2021年夏の東京オリンピック、パラリンピックも中止するべきではないと考えていた。開催前にコロナ禍を理由に中止論がメディアや世論を席巻していたが、日本国内では死者、重症者は比較的少なかったわけで、一年延期した形であり、中止論はあり得ない空論だと考えていた。アスリートファーストの観点から絶対に開催すべきだと考えていた。 ともかく、アスリート個人が大会で競い合うことを奪う権利は誰にもないと基本的に考えている。 もう一つは、そもそもゼレンスキーの発言や政治的圧力に屈するべきではない、ということ。少なくとも、世界の半分程度の民衆はゼレンスキーのウクライナを支持したり、賛意を持っているわけではないだろう。 「国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、国際スポーツ大会から除外されているロシアとベラルーシの選手をめぐり、パスポートや出生地を理由に選手が大会に出場するのを禁止することは差別であるため、世界では両国選手の国際大会への復帰を支持する人たちがさらに増えていると述べた。」(SPUTNIK、2023年1月31日) ゼレンスキーのせいで戦争が長びき、世界中が物価高騰などの経済的苦境に陥っている。ウンザリしている国々や民衆は多い。なにより、ウクライナ人の犠牲者が増え続けている。 その元凶であるゼレンスキーの発言にまともに取り合う必要性は全く無い。ゼレンスキーに従うことは、私には良識とは考えられない。 従って、IOCの対応は適切だ。 No.21 23ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています IOC、ロシアの五輪アジア大会参加容認 五輪復帰へ軟化(26日)→ゼレンスキー大統領29日、... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
中庸左派 >ゼレンスキー大統領29日、ロシア選手の2024年パリ五輪参加容認は「テロが何らかの形で容認される」 こういう発言に先ず思うこと。 なんの権利があってアスリートの「個人的」な練習や鍛錬の成果を、結果として掴み取る権利を奪うのか?アスリートの権利を圧殺する政治的圧力は許されない。 勿論、オリンピックや国際大会には国家の威信や利権や商業主義がはびこっているのは知っている。 そうだとしても、私はスポーツは本質的に「個人的」成果に過ぎないと考えているし、だからこそ、大会にかけるアスリートの思いや熱情が一番大事であり、大会に参加するというアスリートの基本的権利を侵害してはならない、と考えてきた。 だから、2021年夏の東京オリンピック、パラリンピックも中止するべきではないと考えていた。開催前にコロナ禍を理由に中止論がメディアや世論を席巻していたが、日本国内では死者、重症者は比較的少なかったわけで、一年延期した形であり、中止論はあり得ない空論だと考えていた。アスリートファーストの観点から絶対に開催すべきだと考えていた。 ともかく、アスリート個人が大会で競い合うことを奪う権利は誰にもないと基本的に考えている。 もう一つは、そもそもゼレンスキーの発言や政治的圧力に屈するべきではない、ということ。少なくとも、世界の半分程度の民衆はゼレンスキーのウクライナを支持したり、賛意を持っているわけではないだろう。 「国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、国際スポーツ大会から除外されているロシアとベラルーシの選手をめぐり、パスポートや出生地を理由に選手が大会に出場するのを禁止することは差別であるため、世界では両国選手の国際大会への復帰を支持する人たちがさらに増えていると述べた。」(SPUTNIK、2023年1月31日) ゼレンスキーのせいで戦争が長びき、世界中が物価高騰などの経済的苦境に陥っている。ウンザリしている国々や民衆は多い。なにより、ウクライナ人の犠牲者が増え続けている。 その元凶であるゼレンスキーの発言にまともに取り合う必要性は全く無い。ゼレンスキーに従うことは、私には良識とは考えられない。 従って、IOCの対応は適切だ。 No.21 23ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています IOC、ロシアの五輪アジア大会参加容認 五輪復帰へ軟化(26日)→ゼレンスキー大統領29日、... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
こういう発言に先ず思うこと。
なんの権利があってアスリートの「個人的」な練習や鍛錬の成果を、結果として掴み取る権利を奪うのか?アスリートの権利を圧殺する政治的圧力は許されない。
勿論、オリンピックや国際大会には国家の威信や利権や商業主義がはびこっているのは知っている。
そうだとしても、私はスポーツは本質的に「個人的」成果に過ぎないと考えているし、だからこそ、大会にかけるアスリートの思いや熱情が一番大事であり、大会に参加するというアスリートの基本的権利を侵害してはならない、と考えてきた。
だから、2021年夏の東京オリンピック、パラリンピックも中止するべきではないと考えていた。開催前にコロナ禍を理由に中止論がメディアや世論を席巻していたが、日本国内では死者、重症者は比較的少なかったわけで、一年延期した形であり、中止論はあり得ない空論だと考えていた。アスリートファーストの観点から絶対に開催すべきだと考えていた。
ともかく、アスリート個人が大会で競い合うことを奪う権利は誰にもないと基本的に考えている。
もう一つは、そもそもゼレンスキーの発言や政治的圧力に屈するべきではない、ということ。少なくとも、世界の半分程度の民衆はゼレンスキーのウクライナを支持したり、賛意を持っているわけではないだろう。
「国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、国際スポーツ大会から除外されているロシアとベラルーシの選手をめぐり、パスポートや出生地を理由に選手が大会に出場するのを禁止することは差別であるため、世界では両国選手の国際大会への復帰を支持する人たちがさらに増えていると述べた。」(SPUTNIK、2023年1月31日)
ゼレンスキーのせいで戦争が長びき、世界中が物価高騰などの経済的苦境に陥っている。ウンザリしている国々や民衆は多い。なにより、ウクライナ人の犠牲者が増え続けている。
その元凶であるゼレンスキーの発言にまともに取り合う必要性は全く無い。ゼレンスキーに従うことは、私には良識とは考えられない。
従って、IOCの対応は適切だ。
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