記事へ戻る changeさん のコメント change フリードマンを理解する上で必要な彼の言葉がある。 「冷戦後ロシアは資本主義、民主主義化が進み西側諸国と友好関係を築いていけるとプーチンは考えたにも拘らず、米国はロシアによる西側への攻撃を恐れてNATOの東方拡大を継続することに反対し、西側諸国にはウクライナ侵攻に対し「無限の傍観者である」と批判している。 NATOの中には、もともと西側の国とソ連邦から分離した東欧諸国ではロシアに対する感情は全く異なっている。長い歴史の中でロシアにに対する警戒は、想像以上であり、独立していても仲間がないといつ侵略されるかわからないという不安が脅威となっていてもおかしくない。 そのような中で、プーチンが退路を断った強硬論を披露している。 「私はこの戦争に負けるわけにはいかない。私の損失を正当化できるウクライナの一部を確実に手に入れるためにどんな代償も負担する。どんな代価を払っても負担する覚悟はありますか。」 フリードマンは、退路を断った強硬論を米国も取ることは否定している。 また、「米国が自己に閉じこもった時に世界で何か起きるという問題に対して正面から向かい合うことがなければ、バイデンはこれらの難しい問題に真剣に取り組んでいない」ことになるといっている。 このような言葉を考えるとき、現在の戦争の中で、NATOと共同でウクライナを支援していくべきという結論を導くことができるし、ロシアと真剣に向かい合い外交的解決を目指すべきではないかという至極当然な主張と受け止めることができる。かなり政治的に高度な視点で見ていることが分かる。 No.12 23ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています プーチンのバイデンへの発言「私はこの戦争に負ける訳にはいかない。私の損失を正当化できる... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
change フリードマンを理解する上で必要な彼の言葉がある。 「冷戦後ロシアは資本主義、民主主義化が進み西側諸国と友好関係を築いていけるとプーチンは考えたにも拘らず、米国はロシアによる西側への攻撃を恐れてNATOの東方拡大を継続することに反対し、西側諸国にはウクライナ侵攻に対し「無限の傍観者である」と批判している。 NATOの中には、もともと西側の国とソ連邦から分離した東欧諸国ではロシアに対する感情は全く異なっている。長い歴史の中でロシアにに対する警戒は、想像以上であり、独立していても仲間がないといつ侵略されるかわからないという不安が脅威となっていてもおかしくない。 そのような中で、プーチンが退路を断った強硬論を披露している。 「私はこの戦争に負けるわけにはいかない。私の損失を正当化できるウクライナの一部を確実に手に入れるためにどんな代償も負担する。どんな代価を払っても負担する覚悟はありますか。」 フリードマンは、退路を断った強硬論を米国も取ることは否定している。 また、「米国が自己に閉じこもった時に世界で何か起きるという問題に対して正面から向かい合うことがなければ、バイデンはこれらの難しい問題に真剣に取り組んでいない」ことになるといっている。 このような言葉を考えるとき、現在の戦争の中で、NATOと共同でウクライナを支援していくべきという結論を導くことができるし、ロシアと真剣に向かい合い外交的解決を目指すべきではないかという至極当然な主張と受け止めることができる。かなり政治的に高度な視点で見ていることが分かる。 No.12 23ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています プーチンのバイデンへの発言「私はこの戦争に負ける訳にはいかない。私の損失を正当化できる... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
「冷戦後ロシアは資本主義、民主主義化が進み西側諸国と友好関係を築いていけるとプーチンは考えたにも拘らず、米国はロシアによる西側への攻撃を恐れてNATOの東方拡大を継続することに反対し、西側諸国にはウクライナ侵攻に対し「無限の傍観者である」と批判している。
NATOの中には、もともと西側の国とソ連邦から分離した東欧諸国ではロシアに対する感情は全く異なっている。長い歴史の中でロシアにに対する警戒は、想像以上であり、独立していても仲間がないといつ侵略されるかわからないという不安が脅威となっていてもおかしくない。
そのような中で、プーチンが退路を断った強硬論を披露している。
「私はこの戦争に負けるわけにはいかない。私の損失を正当化できるウクライナの一部を確実に手に入れるためにどんな代償も負担する。どんな代価を払っても負担する覚悟はありますか。」
フリードマンは、退路を断った強硬論を米国も取ることは否定している。
また、「米国が自己に閉じこもった時に世界で何か起きるという問題に対して正面から向かい合うことがなければ、バイデンはこれらの難しい問題に真剣に取り組んでいない」ことになるといっている。
このような言葉を考えるとき、現在の戦争の中で、NATOと共同でウクライナを支援していくべきという結論を導くことができるし、ロシアと真剣に向かい合い外交的解決を目指すべきではないかという至極当然な主張と受け止めることができる。かなり政治的に高度な視点で見ていることが分かる。
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