記事へ戻る changeさん のコメント change 競争を是認した社会では、資本家の搾取を前提とした教条主義は通用しないことに労働組合が気づいているが有効な対策がとられていない。企業との団交も理論武装が不十分であり、企業に勝てなかった。 連合の芳野会長は、労働組合の限界と経団連幹部の限界を良く心得た人物であると評価したい。今回の賃上げムード作りも彼女を抜きにしては成り立たなかったと考えている。 労働組合は、労使協調が癒着に変質し、入社経路によって賃金格差を是認するようになっては労働組合の背骨が溶けてしまっていることに他ならない。団結しなければならない組合が差別して仲間を減らしてしまった。 企業は、税金を払っている企業は大企業に限定され労働者のほんの一部であり、多くの企業が税金を払っていないのです。税金を払えないような企業がもともと賃上げなどできないのです。市場から撤退すべきなのです。安倍政権の長期にわたる金融緩和は、撤退すべき企業を存続させ、日本では採算のとれない企業を中国進出することによって、活性化させたのです。一方大企業は賃上げを抑え内部留保を巨大な金額に積み上げているのです。日本では横並び体質であり、大企業だけ賃上げすることができず、賃上げなき社会を作り上げてきたのです。 このような賃上げできない労使を横目で見ながら、政府に働きかけ、大企業も賃上げに前向きになっているのが現状であり、芳野会長の深い読みに感服しています。素晴らしい調整能力と評価したい。 No.1 22ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 労働問題(続)孫崎享チャンネル書き込み継続「私の組合活動家の役割は、働き続けられる職場... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
change 競争を是認した社会では、資本家の搾取を前提とした教条主義は通用しないことに労働組合が気づいているが有効な対策がとられていない。企業との団交も理論武装が不十分であり、企業に勝てなかった。 連合の芳野会長は、労働組合の限界と経団連幹部の限界を良く心得た人物であると評価したい。今回の賃上げムード作りも彼女を抜きにしては成り立たなかったと考えている。 労働組合は、労使協調が癒着に変質し、入社経路によって賃金格差を是認するようになっては労働組合の背骨が溶けてしまっていることに他ならない。団結しなければならない組合が差別して仲間を減らしてしまった。 企業は、税金を払っている企業は大企業に限定され労働者のほんの一部であり、多くの企業が税金を払っていないのです。税金を払えないような企業がもともと賃上げなどできないのです。市場から撤退すべきなのです。安倍政権の長期にわたる金融緩和は、撤退すべき企業を存続させ、日本では採算のとれない企業を中国進出することによって、活性化させたのです。一方大企業は賃上げを抑え内部留保を巨大な金額に積み上げているのです。日本では横並び体質であり、大企業だけ賃上げすることができず、賃上げなき社会を作り上げてきたのです。 このような賃上げできない労使を横目で見ながら、政府に働きかけ、大企業も賃上げに前向きになっているのが現状であり、芳野会長の深い読みに感服しています。素晴らしい調整能力と評価したい。 No.1 22ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 労働問題(続)孫崎享チャンネル書き込み継続「私の組合活動家の役割は、働き続けられる職場... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
連合の芳野会長は、労働組合の限界と経団連幹部の限界を良く心得た人物であると評価したい。今回の賃上げムード作りも彼女を抜きにしては成り立たなかったと考えている。
労働組合は、労使協調が癒着に変質し、入社経路によって賃金格差を是認するようになっては労働組合の背骨が溶けてしまっていることに他ならない。団結しなければならない組合が差別して仲間を減らしてしまった。
企業は、税金を払っている企業は大企業に限定され労働者のほんの一部であり、多くの企業が税金を払っていないのです。税金を払えないような企業がもともと賃上げなどできないのです。市場から撤退すべきなのです。安倍政権の長期にわたる金融緩和は、撤退すべき企業を存続させ、日本では採算のとれない企業を中国進出することによって、活性化させたのです。一方大企業は賃上げを抑え内部留保を巨大な金額に積み上げているのです。日本では横並び体質であり、大企業だけ賃上げすることができず、賃上げなき社会を作り上げてきたのです。
このような賃上げできない労使を横目で見ながら、政府に働きかけ、大企業も賃上げに前向きになっているのが現状であり、芳野会長の深い読みに感服しています。素晴らしい調整能力と評価したい。
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