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changeさん のコメント

今回のご投稿内容は、ブリンケン,王毅会談が物別れに終わり、米国と中国が中傷合戦しているように見せている。

刺激的な中傷内容には、米国と中国がどのように動くかの方向付けが示されていない。事実関係を示しているといえなくもないが、示すのであれば、バイデンがキーウに突然降り立ったことと、王毅がウクライナのクレバ外相と会談しその後ロシアに向かっていることである。この二つの事実をどのように見るかが問われているのではないか。

遠藤誉氏は、「習近平がウクライナ戦争停戦「和平案」に向けて動き始めた。-そうはさせまいとウクライナ入りしたバイデン」というように1周年に当たり政治的解決に動き始めた中国に視点を当てている。中国が政治的解決に貢献できれば、台湾統一に対する大きな原動力になる。理解しやすい読みである。

今まで間接的に武器支援などを行ってきた米国が中国のロシアに対する武器支援に対し警告を発すると同時に米国が旗幟を明確化させ中国のロシア支援に対する強力な制裁を突き付けているのではないかとの憶測を私は持っている。

中国が和平案を示せるか。示せなければ、ロシアに対する武器支援を断念するか米国の強力な制裁を受けていくことになる。中国にとって一つの分水嶺になる可能性が強いのではないか。
No.2
21ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。