• このエントリーをはてなブックマークに追加

中庸左派さん のコメント

 物価高については、日々の買い物の中で実感している。
 特にハッキリ分かるのは肉とタマゴ。肉はいつも購入している格安スーパーで、豚コマ100gあたりに20円値上げ。鳥肉も同程度。タマゴは10個パックで50円前後上がった。
 野菜は、以前から比較的季節や天候による変動があったから、明らかな物価高の影響と思われるものは、印象としては薄い。
 加工食品は値段というより、内容量が減っているな、という印象だ。所謂ステルス値上げ。

 それにしても、今回の物価高の背景にあったのは、中国の都市封鎖による強固なコロナ対策による供給網の断絶と言われていた。
 しかし、中国は強いコロナ対策を止めて、正常な経済活動に戻りだしている。

 もう一つはアメリカ帝国等G7諸国主導のロシアに対する経済制裁が大きな要因であろう。資源、エネルギー価格の高騰は経済制裁の結果である。
 しかも、経済制裁だけでなく、アメリカ帝国はノルドストリームの爆破までして、世界経済の混迷のために直接手を下している。
 この意味では、世界経済のガンはアメリカ帝国である。
 
 残念なのは、今や世界経済のガンはアメリカ帝国等G7諸国の政策ややり口なのに、肝心の批判の矛先がソチラに向かないこと。日本で言えば、岸田政権による対露制裁に対する批判というものは皆無ではないか?
 欧州では、経済制裁に対する経済制裁賛否は目に見えている。声を上げる市民が見て取れる。
 しかし、我が日本では、サヨクはなんの「クスリ」にもならず、「毒」になるだけなのに、「ロシアのウクライナ侵攻から1年 ウクライナに平和を! 2・24日比谷野音集会&デモロシアは即時 、撤退せよ !原発に手を出すな!核使用恫喝許さない!すべての戦争と戦争準備に反対!」などと、空論を述べて自己満足するだけなのである。
 しかし、サヨク以外のコクミンは考えることそのものが苦手に見える。
 おそらく日本はアメリカ帝国の洗脳が成功し過ぎなのであろう。天皇バンザイから、アメリカ帝国バンザイに変わったのが戦後史であったとするなら、情けなさ過ぎる。
No.3
20ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:「日本の消費者物価、 1 月 4.2% 上昇  41 年 4 カ月ぶり伸び」という現象がでた。この現象は日本の格差社会を一段と進める。 2:通常は物価の上昇→企業の収入の上昇→賃金の上昇が生じて、社会現象に大きい不安を与えないですむ可能性があるが、すべてはそう動かない。 3:まず企業レベルでは、物価高→製品コスト高→会社の提供財の上昇を図れない企業が出る。主として中小企業である。 3 ついで蓄積の財、年金などの固定収入に一存しているグループである。年金は物価高を自動スライドして上昇させるシステムを止めた。 4;ここから収入を物価高に応じで上昇させうる層(主として大手企業)とスライドできない層(主として中小企業)の格差が一段と拡大する。 A-1 日本の消費者物価、 1 月 4.2% 上昇  41 年 4 カ月ぶり伸び 総務省が 24 日発表した 1 月の消費者物価指数( CPI 、 2020 年 =100 )は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が 104.
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。