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りゃんさん のコメント

ヒトビトは、「日本はどうすべきか」というようなことばかり考えて、袋小路にはいっている。また、相手が日本と同程度にはまともな国だとひいき目にみすぎて失敗する。

たとえば、プーチンは安倍と何度も会談をおこなっていたときに、北方領土を日本に返還し、見返りに巨額投資を日本から引き出すこともできた。その一部をウクライナにまわすだけでも、ウクライナ情勢も日本の態度も、いまとはかなり違うものになっていたとおもわれる。もう遅いが。

中共は、尖閣などはとっとと日本に与え、台湾には武力侵略しないと誓い、南シナ海ではフィリピンやベトナムとも和解し、そのうえで、アジアの発展を周辺諸国に呼びかければ、いまとはずいぶん印象も扱われ方も違うだろう。これもたぶんもう遅いが。

両国に共通するのは、自分の事情を相手に認めろというばかりで、相手がなにを懸念しているのか、なにがひっかかっているのか、聞こうとしない態度だ。とくに、日本では発展途上の中共に協力した人々がまだ生きている。その話を直接きいたことのある人々はもちろん。
No.17
19ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。