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岩崎夏海さん のコメント

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岩崎夏海
>>1
一からというのも道ですが、ぼくは横に一歩ずれることで、道が開けることもあると思っています。6月に出る本にはそのことも書きました。
No.2
133ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
最近、家電量販店が元気がない。 先日、ニコ生で使うため、LED照明を買いにいった時のことだ。展示品に気に入ったものがあったので、それを買おうと店員に声をかけた。 すると、店員は「在庫を確認してまいります」と言ったきり、なかなか戻ってこない。また、ようやく戻ってきたかと思ったら、「申し訳ありません。こちら、当店では在庫を切らしております」と言う。 それで、仕方ないから「じゃあこの展示品でいいです」と言うと、それはメーカーから借りたサンプルなので売れない、というのだ。 それでぼくがちょっとガッカリした顔をしていると、その店員はさすがに申し訳ないと思ったのか、「他店に在庫を確認して、あればそこから送らせて頂きましょうか? もちろん送料は無料です」と言ってくれた。 しかしぼくは、その日にほしかったというのもあるが、配送となると用紙にいちいち住所を書き込むのが面倒くさかったので、その申し出は断った。 それからふと思い立って、店員に断ってからその品の型番をスマホで写メらせてもらうと、店を出たところでAmazonで検索をかけてみた。 すると、それはすぐに見つかった。しかも、値段は家電量販店より1割近くも安かった。それでぼくは、結局そこに注文することにしたのだった。 また、他の日にはこんなことがあった。 やっぱりニコ生で使うカメラなどいくつかの機材を買おうと、家電量販店に行った。それで、買いたい物は決まっていたので、店員にそれらの在庫があるかどうかを確認してもらった。 すると、結局確認してもらうだけで15分くらいかかって、その店員はようやく戻ってきた。全部で6点あったから大変だったのかもしれないが、それにしても時間がかかりすぎだと思った。 しかし、とにもかくにもそれらは全て在庫としてあった。それでぼくは、じゃあそれをお願いしますと言うと、店員は分かりましたと言って、また店の奥に下がっていった。 ところが、それからやっぱり20分近くも戻ってこないのだ。それでぼくは、その時は次の約束があったため、仕方なく手近にいた別の店員に「今、店員さんに在庫を取りに行ってもらっているんですけど、ちょっと行かなければいけなくなったので、申し訳ないですがキャンセルさせてください」と告げ、店を後にした。 その時、帰ることを告げた店員の、申し訳なさそうと言うよりはちょっと悲しそうな顔が印象的だった。 さらには、こんなことがあった。 それもやっぱりカメラのレンズを買いにいった時のことだ。あるレンズの在庫を確認すると、あるにはあったが、店からちょっと離れた倉庫にあるので、取りに行くのに10分ほどお時間がかかる、という。 それでぼくは、この時も嫌な予感がしたけれど、断るのも可哀想になっていたので「それでいいです」と返事をした。すると、やっぱり10分では戻ってこず、結局倍の20分くらいかかって、その品はようやくぼくのもとへと届けられたのだった。 そういうことが重なったからなのか、最近、家電量販店が元気がないように見受けられてしまう。経営がどうのこうのという以前に、店自体に元気がないのだ。 例えば、これもやっぱりカメラのレンズを買っていた時のことだ。 
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。