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最近、家電量販店が元気がない(2,207字)
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最近、家電量販店が元気がない(2,207字)

2013-05-01 06:00
  • 5
最近、家電量販店が元気がない。

先日、ニコ生で使うため、LED照明を買いにいった時のことだ。展示品に気に入ったものがあったので、それを買おうと店員に声をかけた。
すると、店員は「在庫を確認してまいります」と言ったきり、なかなか戻ってこない。また、ようやく戻ってきたかと思ったら、「申し訳ありません。こちら、当店では在庫を切らしております」と言う。
それで、仕方ないから「じゃあこの展示品でいいです」と言うと、それはメーカーから借りたサンプルなので売れない、というのだ。

それでぼくがちょっとガッカリした顔をしていると、その店員はさすがに申し訳ないと思ったのか、「他店に在庫を確認して、あればそこから送らせて頂きましょうか? もちろん送料は無料です」と言ってくれた。
しかしぼくは、その日にほしかったというのもあるが、配送となると用紙にいちいち住所を書き込むのが面倒くさかったので、その申し出は断った。

それからふと思い立って、店員に断ってからその品の型番をスマホで写メらせてもらうと、店を出たところでAmazonで検索をかけてみた。
すると、それはすぐに見つかった。しかも、値段は家電量販店より1割近くも安かった。それでぼくは、結局そこに注文することにしたのだった。

また、他の日にはこんなことがあった。
やっぱりニコ生で使うカメラなどいくつかの機材を買おうと、家電量販店に行った。それで、買いたい物は決まっていたので、店員にそれらの在庫があるかどうかを確認してもらった。
すると、結局確認してもらうだけで15分くらいかかって、その店員はようやく戻ってきた。全部で6点あったから大変だったのかもしれないが、それにしても時間がかかりすぎだと思った。

しかし、とにもかくにもそれらは全て在庫としてあった。それでぼくは、じゃあそれをお願いしますと言うと、店員は分かりましたと言って、また店の奥に下がっていった。
ところが、それからやっぱり20分近くも戻ってこないのだ。それでぼくは、その時は次の約束があったため、仕方なく手近にいた別の店員に「今、店員さんに在庫を取りに行ってもらっているんですけど、ちょっと行かなければいけなくなったので、申し訳ないですがキャンセルさせてください」と告げ、店を後にした。
その時、帰ることを告げた店員の、申し訳なさそうと言うよりはちょっと悲しそうな顔が印象的だった。

さらには、こんなことがあった。
それもやっぱりカメラのレンズを買いにいった時のことだ。あるレンズの在庫を確認すると、あるにはあったが、店からちょっと離れた倉庫にあるので、取りに行くのに10分ほどお時間がかかる、という。
それでぼくは、この時も嫌な予感がしたけれど、断るのも可哀想になっていたので「それでいいです」と返事をした。すると、やっぱり10分では戻ってこず、結局倍の20分くらいかかって、その品はようやくぼくのもとへと届けられたのだった。


そういうことが重なったからなのか、最近、家電量販店が元気がないように見受けられてしまう。経営がどうのこうのという以前に、店自体に元気がないのだ。
例えば、これもやっぱりカメラのレンズを買っていた時のことだ。 
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あぁ、難しいですねぇ・・・
僕の近所の家電量販店もずいぶん元気がなくなって、店内はひどく閑散としていました。

ただ、その店員さんの悲しみはどうすることもできないのですよね。
不遜な物言いですが、新しい”強者”が台頭してきたら、
”弱者”は、なすすべもなく駆逐されてしまうのが、ビジネスの世界なのでしょう。

僕はこれからもアマゾンの勢いは止まらないと思っているので、家電量販店の店員さんには、
これまで積み上げてきたキャリアを一切合財捨てて、一から出直すことをお勧めします・・・

No.1 111ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>1
一からというのも道ですが、ぼくは横に一歩ずれることで、道が開けることもあると思っています。6月に出る本にはそのことも書きました。

No.2 111ヶ月前

>>2
なるほど、その本は非常に興味がありますね。
ただ、そんな投稿者さんに、ニコニコに伝統的(?)に伝わる、
古くからの教訓をお送りします。

ステマ乙

No.4 111ヶ月前

ぼくの地元にも閑散とした家具屋が、昔は賑わっていたのだろ大きさでどーんと立っています。

僕らは中学生くらいから、そのお店は知っていて、なんでこの家具屋はつぶれないんだろーとよく話をしていました。

ちょっと前に知ったのですが、地元の密着型の工務店と提携していて、メインの収入は店舗でなく問屋?的なところで生き延びていたようです。

地元密着型の工務店は工務店で、たとえば、お年寄りになると、天井の蛍光灯を交換するのも、軽く命懸けの行為になりかねません。

遠くで暮らす倅たちより、近くの工務店の方が頼みやすいということに、、工務店の密着型の活路があり、細かい悩みに答えられる、家具屋や大工さんの活路があったりします。

いつか、アマゾンから職人が日銭いくらで派遣されるという事態にならないかぎり、なんとか繋いでいっている。現状が田舎ではよく聞きます。

No.5 111ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>5
田舎の方がおそらく危機意識は強いので、今生き残っているところはそれなりに事業転換を図っている会社だと思います。まだ惰性で事業が成り立っている都市部の方が事態は深刻化もしれません。

No.6 111ヶ月前
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