• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

生物(ヒラタカゲロウ類)の観察と洞察結果、「棲み分け現象」を見出したという事である。
科学的証明①理論的予測生態学の解明、②進化・淘汰の具体的メカニズムの解明には至っていない。

人間の進化・淘汰をどのように考えればよいかという視点を求めているといえる。

狩猟時代は、その日暮らしで、今日食べるものは今日狩猟し、明日食べるものは明日狩猟するという生活であり、狩猟地域などは区分けされ、その地域、地域に「棲み分け」していた。助け合いの平等な生活ができていた。

農耕時代に入ると「備蓄」されるようになり、作物の種類によって収穫高が地域によって違ってくるし、個人でも収穫をあげる知恵を持っている人と、「備蓄」能力の低い人では年数を経ると大きな差が出てくる。生活に格差が出てきたといえる。

「棲み分け」の境界線が、種族の力関係でなくなり併合を繰り返すことになり、競合関係が激しくなり、備蓄と軍事力で強いものが生き残ってきたといえる。

現在の問題点は、個人が「棲み分けされた場所」で平等性がいかに確保されているかが問われているのではないか。

民主主義社会では、格差の問題が大きなテーマになっているし,専制主義社会では支配層と被支配層が区分けされ被支配層の言動が厳しく制限されている。支配層に対し批判できない。

「棲み分け問題」は言動の自由を巡って民主主義社会と専制主義社会のせめぎあいが続いている。
狩猟時代の「あるがまま」の助け合いの平等性と農耕時代から始まった主従の関係と競争の原理の接点をどのように見出すかが問われている。
No.2
20ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。