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妄想の万年中年さん のコメント

現在、FPGAという半導体製品が入手困難な状態との事。この製品は、プログラマブルシステムLSIであり、ほとんどの民生用と通工用電子製品の試作に使われている。当然、米国の最新兵器の開発にはFPGAが必須であり、実際の兵器にも使われていると考えられる。
2015年にインテルがNo.2のFPGA企業を買収したが、最先端品の量産製造に失敗したのでは。そうすると、全ての最先端技術を使ったFPGAが台湾のTSMCで製造されていることになる。つまり、TSMCの危機は米国の最先端軍事技術の危機であり、中国の台湾統一でTSMCが中国のコントロール下に置かれると、中国とアメリカの軍事技術の逆転が起こることを意味する。今回のウクライナ紛争で兵器の在庫一掃が行われた兵器産業において、改めて最先端技術を使ったFPGAの重要性を認識した米国は、台湾独立への支援、TSMC最先端技術工場の米国への誘致、IBM 0.2nm技術の日本への供与などが行われていると考えると、最近の半導体に関する動向が理解しやすい。
ちなみに、FPGAと言われるプログラマブル・システムLSIは配線のお化けみたいな半導体製品であり、10nm以下の配線可能なオランダASML制ステッパーと日本のゴミ除去洗浄技術が必須である。この技術の中国本土への輸出が当面の課題と考えた結果が今のアメリカの行動であると考えられる。
No.13
20ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。