言論の自由がないというだけでなく、共産党党首、共産党の問題点を指摘しただけで拘束されてしまう中国は、日本とはなったく異なった国である。理解を超えた国家とみなすべきでしょう。日本の常識は非常識になってしまう。

経済活動でも、中国の状況次第では、日本が協力して稼働している生産品でも、ある日突然日本に輸出することが止められてしまう。猶予期間が全くないから、マスクでは我々日本人の一人一人が、自分で作るなど皆が供給しあってしのいだ。

物事の価値判断だけでなく、経済的に相手とのウインウインの関係はなく、ナッシングウインの関係にいつでも切り替わってしまう。一帯一路の債務問題がよい例といえる。作るときは専制国家の首長と決めるが、採算度外視、借金が積みあがってしまうが、中国自身が解決しようとしない。また、債務削減をIMFとか世界銀行を絡めて話し合いをしても公平性確保の点で衝突が起きる。一律に３０％削減しようとしたら債務金額に応じて公平に負担しなければならないが、中国は同意しようとしない。

中国は自己主張が強い国家であり、同じように自己主張を強くしていかなければならない。スパイ防止法を早急に敷いていかなければ日本人は個人情報を吸い取られてしまうのでしょう。ナッシングウインでなく、ウインウインの体制を至急整えるべきでしょう。