• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

労働組合・・・もその組織の「常識」に適応し、とある。
労働組合の「常識」とはなんであったのだろうか。
本来労働者の賃金の向上、生活の向上を目的とした活動だろう。

ところが、わたしの目には、労働組合が一定の思想の持ち主に乗っ取られ、
かれらが職業的に思想的活動をするプラットフォームとなったとしかみえない。
つまり、労働組合は「常識」的にははたらかなかったのだ。

もちろん、かれの思い通り、日本がたとえば中露の属国になれば、米国の属国であるよりも
労働者の賃金の向上、生活の向上があるということが理論的にでも明らかであれば、
それならそれでもいいのだし、最低限米軍基地が出て行くというのなら、
それならそれでもいい。しかし、どうも、理論的にも実際的にも具体的な地図はまったくないことが
ここでのやりとりで明らかになった。要するに、中露に従えば「なんとなく」労働者の賃金の向上、生活の向上
に帰結する、とかれは主観的に思っているだけだ。

その帰結が、組織率を2割をはるかにきるほど一般の労働者に支持されていないというていたらく、
そして先日の選挙でも明らかな立憲・共産の退潮ということになろう。

かれの自意識もおかしい。労組から賃金、日当、食費、交通費、滞在費までもらって
沖縄での反基地活動をやっていたのなら、それは要するにそれを
職業としていたということだろう。
どこの世界の職業的な大工や左官が、シロウトにたいして、おまえは大工や左官活動をやってない、
だめなやつだ、というのだろう。かれはまずかれ自身がまともな仕事ができなかった
ことを反省すべきだ。

では、かれはまともな仕事をしてきたのか。かれのおかげで米軍基地が少しでも減ったのか。
ところが、ここではかれは逃げる。日本国のせい、米国のせい、日本の人民のせいにするのである。

おまえのせいだろ。おまえの仕事がダメだったせいだろ。という声はきこえないのだろう。

このところ、かれは、わたしの排除をしようとしている。ところがこの同じかれが、
以前は、日本人の同調圧力についての嫌悪論をくりひろげていたのだ。まあ偉そうに言っていても、こんなものだ。

ところで労働組合は何に由来するのだろうか。もちろん戦前からの流れがあるが、直接には、GHQの
民主化政策に由来することは、中学校レベルの知識だ。
中共には立派な労働法制はあるが、労働者保護は非常に遅れている。このことを話題にしたとき、
かれはまともに答えることができず、おちゃらけた。

こういうヒトビトをみるとき、
わたしはパックスアメリカーナのもとで、踊り狂ったヒトビトという形容をつけざるを得ない。
No.10
19ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。