• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

核保有国と非核保有国の関係はレベルの差があっても、究極の場面では核の恐喝が機能する。どのような理屈を言っても核保有国が優位になると考えるのが普通である。ロシア・ウクライナ戦争を通じて初めてロシアが口にし始めている。何故か。ロシアは通常兵器では西側支援によるウクライナに勝てない見るべきでしょう。核使用に反対する国々でロシアに立ち向かわなければならない。

2014年ロシアのクリミア侵攻後、西側のウクライナ支援が大きくなり、日本もG7の国として3086億円の支援をしている。具体的に空港の改修拡張、下水処理施設の改修、警察車両1600台提供、学校、図書館などの支援となっている。

西側と中国の貿易量が増えロシアとの貿易は2014年から2021年の間に25%から7%に減ってしまった。

2019年のポロシェンコとゼレンスキーの大統領選も、EU加盟、NATO加盟が目標の選挙戦になった。

このような中で2021年7月プーチン大統領は「ロシアとウクライナの歴史的一体性という論文を発表した。この論文では、ウクライナの主権はロシアのパートナーシップの範囲内で存続するという結論を導き出している。」

プーチン大統領の歴史観ではウクライナはロシアの一部というより一体ということであり、ウクライナ人民の心と大きくかけ離れている。「心の離反」を核兵器という武器で戻せるとメドベージェフ首相も勘違いしているのではないか。

私たちは「核兵器」は脅威であるが、脅威に屈すれば核廃絶運動がしぼんでいくことでもある。敢然と立ち向かってロシアの核使用反対を叫ばなければならない。
No.1
18ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。