>>37

＞「ウクライナが8年に渡りドンバス人民を虐殺してきたとか、NATOと共に大攻勢をかけようとしてたとかいう話は全部国防省の嘘だ」という趣旨の演説をしたことは重いね。

　「全部国防省の嘘だ」。ロシアも「西側」と同じ。イロイロな言説がある。ま、その程度のエピソード。

　「全部国防省の嘘だ」。それは、前から言われていた。西側では「通説」だ。

　否、そもそも、日本や西側の主流権威筋メディアは、開戦当初こそ「内戦」問題に触れていたが、アメリカ帝国や西側のウクライナ支援が鮮明になるや、「事実」を報じなくなった。

　「全部国防省の嘘だ」。

　これと同じ趣旨の発言は、2月くらいに、団塊の世代の先輩から、飲み会の席で言われた。

　防衛研究所や、アメリカ帝国の戦争研究所、或いは小泉悠みたいな御用言説を軽信するB層は圧倒的多数派だ。

　こういう連中は、ウクライナ人の死により、結果的に金儲けするシステムに組み込まれた情けない凡庸な悪に過ぎない。

「ワグナー PMC ロシアにおける「武装クーデター」未遂: 最新ニュースのすべて」

https://www.rt.com/russia/578553-prigozhin-armed-insurrection-updates/

　RTは「未遂」と書いている。また、軍事衝突ではなく、刑事告発の問題を強調している。

　事実現実としては、確かに「クーデター未遂」は大事件だ。だが、戦況には関係ない。

　ウクライナ反転攻勢の失敗という現実に与える影響はないだろう。

　エフゲニー・プリゴジンというヤツは、ゼレンスキーと同類なのだろう。