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りゃんさん のコメント

イエレンは、ふだんの持論を滔々と説いたのだろうと想像しています。一言で言うと、「米中関係がうまくいくことは米中お互いに得になる」ということでしょう。そのなかで、米側の主張も抜かりなくおこなったとはおもいます。中共はWTOで最大の利益を得た国なのに、WTOルールを遵守していないなど。イエレンは学者らしく誠実な説得をおこなったとおもいます。

実際現状、米も(またG7共同声明でも)台湾海峡問題で対決は望んでおらず、戦争を示唆しているのは中共です。ただし、いざ戦争が勃発したら、イエレンは学者ですから政治の優位はよく理解しているだろうとおもいます。今回の訪中は、changeさんは「個人的に中国に赴いた」とお書きですが、私見ですが、米側からすれば「手続き的正義」という範疇だとおもいます。相手に対してすべき手続きは尽くしているということですね。

余談ですが、この「手続き的正義」が理解できないヒトがいるというのも、最近の新発見です。国連はうまく機能していないので最初から無視して良いと考えているヒトがいるようなのですね。おそらく低学力で「手続き的正義」という言葉すら学ぶ機会がなかったのでしょう。
No.22
16ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。