今回はイスラエルの人権に対する極めて重い問題提起である。

＜何十年にもわたってイスラエル入植者の植民地支配と占領に直面してきたパレスチナ人民から想定される反応＞

アムネスティ　インターナショナルは、22年３月22日に
＜残虐な支配体制と人道に対する罪＝イスラエルのアパルトヘイト体制は徹底している＞
イスラエルによるパレスチナ人の　①土地や財産の大規模な没収　②強制移送　③徹底的な移動制限　④国籍と市民権の否定　⑤国際法違反殺害などのすべては國際法のアパルトヘイトに相当する。
アムネスティは國際刑事裁判所に対し、被占領パレスチナ地域の捜査に入るときには、アパルトヘイトの罪を検討すること、また、世界各国にアパルトヘイト罪の加害者を裁くために普遍的管轄法を行使することを求めた。

ウイグルの人権問題、ウクライナの人権問題に続く民主国側イスラエルの人権侵害である。
アムネスティのような人権団体NGOは国連と協議資格を持つに過ぎない。本家本元の国連は１か国が反対すれば何も決まらない。政治がらみの人権の問題は永遠に解決しないのでしょうか。