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p_fさん のコメント

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p_f
RT 13 Nov, 2023

イスラエルとハマスの戦争が如何に米国政治を毒するか
https://www.rt.com/news/587195-israel-hamas-us-politics-tlaib/

ラシダ・タリーブ下院議員の中東紛争に関する発言に対する問責は、危険で不誠実な言説を露呈している-

タリク・シリル・アマール記
イスタンブールのコチ大学でロシア、ウクライナ、東欧、第二次世界大戦史、文化的冷戦、記憶の政治学を研究するドイツ出身の歴史学者

11月7日、米下院は議員の一人、2018年に初当選したミシガン州選出のラシダ・タリーブ下院議員の問責決議を行った。この問責の公式な理由は、タリーブ氏が「2023年10月7日のハマスによるイスラエル攻撃に関する虚偽のシナリオを宣伝していた」、「イスラエル国家の破壊を呼びかけていた」という疑惑であった。

タリーブ氏がそのどちらも行っていないことを立証するのは簡単だ。彼女の問責は嘘の上に成り立つ不正である。そのため、本当は何が目的だったのかという疑問が生じる。

しかし、その前に: 彼女に対する2つの告発を調べてみよう。ハマスの攻撃に関する「虚偽のシナリオを宣伝」したことについて、下院決議845号は、タリーブ氏が「アパルトヘイト国家」に対する「正当な『抵抗』」として、「ハマスによる残忍な強姦、殺人、斬首、誘拐......」を「擁護」したと主張している。

しかし実際には、同議員はそのようなことはしていないし、公正な観察者がそのように見間違えるようなこともしていない。タリーブ氏が述べたのは、「昨日、今日、そして毎日失われるパレスチナ人とイスラエル人の命を悲しむ」ということ、及び、より良い未来への道には、「ガザ封鎖の解除」と「占領の終結」が必須条件である、ということだった。彼女は、「抵抗に繋がる息苦しく、非人間的な状況を作り出している(イスラエルの)アパルトヘイト体制を解体すること」を求めた。そして彼女は、米国が「アパルトヘイト政府を支援するために無条件で何十億もの資金を提供する限り、この悲痛な暴力の連鎖は続く」と主張した。

上記はいずれも、「イスラエル破壊の呼びかけ」ではないし、それを意味するものでもない。タリーブ氏が攻撃したのは、国連人権報告者が認めたように、イスラエルがパレスチナ人に課しているアパルトヘイトの状態である。著名な学者ジョン・ミアシャイマーが強調しているように、イスラエルのアパルトヘイトが事実であることは、イスラエルの人権団体ベツェレムだけでなく、とりわけ国際機関ヒューマン・ライツ・ウォッチやアムネスティ・インターナショナルによって確認されている。従って、3つの結論が得られる。: 第一に、彼女は事実に照らして正しい。第二に、彼女が攻撃しているのはイスラエルの現実の犯罪であり、イスラエルの生存権ではない。最後に、彼女はイスラエルの生存権を攻撃している、と誤解させようとする人々は、そうすることで、イスラエルの存在を非常に虐待的なアパルトヘイト国家として十分認識していることを仄めかしている。

下院決議 845 でタリーブ氏に対して提起された 6 つの告発全てを検討することは意味がない。それらは全て同様に不誠実であるからだ。 しかし、もう一つは注目に値する。告発者らによると、タリーブ氏は「ソーシャルメディアで公開」した後、「川から海まで」というフレーズを「繰り返し使用した」が、これはイスラエル国家とその国民を破壊し、ヨルダン川から地中海まで広がるパレスチナ国家に置き換えるという、大量虐殺的な暴力の呼びかけとして広く認識されている―というのである。
No.9
13ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。