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りゃんさん のコメント

露宇戦争については、わたしは最近はあまりコメントの必要を感じません。

以前から何度か
①戦争の帰趨にかかわらず、ロシアは衰退し、中共の臣下になっていく(おとなしくなるともおもえず、両国間のトラブルのタネになるでしょう)
②ロシアの戦争目的はウクライナ全土の属国傀儡化(あわよくば併合)であり(※)、これが不可能であることが明らになった以上、戦争目的の実現を勝利と定義するなら、ロシアの勝利はもはやない。あとは、ロシア、ウクライナ両国が自国の「勝利」をどのように定義づけるかの問題。
という趣旨を言っていますが、未だに変更の必要を感じません。

現在の戦争は、ロシアが非常に多数の犠牲を出しつつ防御している面が強い(かわいそうに、少数民族が多数プーチンのために死んでいるのでしょう)とおもいますが、ウクライナも武器供給が鈍っており、決め手にかけているとおもいます。今回の記事はウクライナが疲弊しているという内容ですが、報道は少ないものの、ロシアもかなり疲弊していることが伝わってきているとおもいます。

戦争の行方でいうと、武器、戦術ともに米国のじゅうぶんな供給さえあれば、ウクライナが侵略軍を追い出し領土を奪還できることは明らかですが、それがままならないということで、これも何ヶ月も前から同じです。(ハマスによるテロの影響が結局どうなのかは新しい材料ですが、自分にはまだよくわかりません)。

※ 孫崎さんはこの「戦争目的」には異なる見解をお持ちだろうと思います。しかし、ヒトビトのなかにもわたしのように考える方がいらっしゃるようですし、なによりも、戦争当初のロシア軍の展開、作戦行動をみていると、そのように考えるしかないとおもっています。
No.11
10ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ウクライナ、反攻の成果乏しく 今冬は厳しい防戦に(日経) 2023 年 11 月 20 日 17:14 [ 会員限定記事 ] 【ウィーン】ウクライナ軍の 領土奪回に向けた反攻が厳しさを増している。 最重視した 南部ではアゾフ海沿いまで奪回する目標を達成できず、東部では人海戦術を展開するロシア軍の攻勢に押され始めている。戦闘継続の頼みの綱である欧米の支援を巡っても不安が広がり 、今冬は現在の戦線を維持するための防戦を強いられそうだ。 ウクライナ軍は 6 月から始めた反攻の目標にロシア本土とクリミア半島の間にあるアゾフ海沿い . のザポロージェ州など南部領土の奪回を掲げた。 ウクライナ軍は前進したが、要塞化したロシア軍の防御ラインに阻まれ、アゾフ海から約100キロ Mno 地点にしか到達できなかった。現在は同州で活発な攻勢はみられていない。 U 軍のザルジニー総司令官は戦局が「膠着した状態にある」との認識を示した。 ゼレンスキー大統領は「今
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。