中庸左派さん のコメント
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A ―1砂川事件 「砂川事件」めぐる裁判 当時の学生らの訴え退ける 東京地裁 ( NHK ) 1957 年、東京にあるアメリカ軍の基地に学生らが立ち入りその後有罪となったいわゆる「砂川事件」をめぐる裁判で、東京地方裁判所は、国への賠償などを求める当時の学生らの訴えを退けました。学生らは、当時の最高裁判所の長官がアメリカ側と非公式に会談していたことを示す公文書をもとに「不公平な裁判だった」と訴えていましたが、東京地裁は「最高裁の裁判官が裁判の関係者と面会したとしても、それだけでは『公平な裁判所』ではないとは言えない」としました。 「砂川事件」は、 1957 年に東京のアメリカ軍の基地にデモ隊が入り、学生など 7 人が起訴された事件です。 1 審は「アメリカ軍の駐留は憲法 9 条に違反する」として無罪を言い渡しましたが、最高裁判所が取り消し、その後全員の有罪が確定しました。 しかし、 2000 年代になって当時の最高裁判所の長官が
「それだけでは『公平な裁判所』ではないとは言えない」
唖然呆然である。
裁判長と実質的な当事者であるアメリカ帝国の駐日大使が会って、裁判の打ち合わせをしていたような実態である。それでも、「それだけでは『公平な裁判所』ではないとは言えない」というのか?
裁判長と当事者が打ち合わせをするなら、それはデキレースの様相を帯びるのが世間の常識だろう。デキレースが公正な裁判であろうはずがない。
こんな非常識、非論理がさしたる疑問も、批判もされることなくまかり通るのが日本である。
そういえば最近、辺野古工事に関して代執行により、地盤改良工事が着手された。
「辺野古、地盤工事着手 移設完了、最短12年後 防衛省」
最短12年!?これに唖然呆然、怒りを覚えないヒトは、私はどうかしていると思う。最短だから、実際には、ゼッタイにもっと年月がかかるだろう。一説ではさらに40年くらい?とか。2006年に辺野古移転が決まったが、既に18年経過している。さらに最短12年となれば、計画から30年以上の歳月を要して初めて機能するわけだ。実際にはそれもあやしいが。
私は、そもそも辺野古移転反対であり、沖縄県内での基地のたらい回しにも、日米安保条約にも反対である。
だが、いくらなんでも、決定から20年近く経ち、それでもまだ完成の目処すら立たないものを、沖縄県民の声も無視して、代執行までしてゴリ押しする不合理と非論理に、怒りしか無い。
不合理、非論理とは何故か?それは国際情勢は常に動いているからである。辺野古はオスプレイを運用するための基地らしいが、オスプレイは墜落事故により飛べないではないか。この先、永遠に飛べない可能性もある。そもそも、ドローンやミサイルにより、戦争になれば、制空権は容易に奪われる。航空軍事基地そのものが無用の長物ではないか?
そもそも30年も40年も、日米安保条約はそのままでよいのか?アメリカ帝国の属国を永遠に続けるつもりか?
そのような問いは、B層ばからのこの国ではほとんど論議にもならない。
https://mainichi.jp/articles/20240111/ddm/001/010/097000c
砂川裁判での悪弊は、「それだけでは『公平な裁判所』ではないとは言えない」などと、開き直る始末だから、連綿と続いているのではないか?
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