りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
A-1 米紙ニューヨーク・タイムズ( NYT )は 2 日、 2 月下旬に実施した最新の世論調査結果を報じた。 11 月の大統領選に向けた支持率では、トランプ前大統領( 77 )が 48% を得て、バイデン大統領( 81 )の 43% を上回った。 2 人の支持率は 5 ポイント差で、 昨年 12 月の前回調査( 2 ポイント差)と比べてやや広がった。 有権者はバイデンのリーダーシップに疑問を持ち、トランプを支持、 NYT タイムズ / シエナ世論調査結果 全体 年令 人種 学歴 1 8 - 24 65 + 白 黒 ヒスパニック 大卒 大卒無 国の方向 正しい 25 23 30 23 3 32
「イスラエル側」というのは、米政権はイスラエルの対ガザ政策を支持せよという意味だろう。「ウクライナ支援」というのは米政権はウクライナを支援せよという意味だろう。
そして大卒者の70%(非大卒者の55%)は「ウクライナ支援」の側であるのに対し、大卒者の38%(非大卒者の46%)が「イスラエル側」であるだけだ。
これは、大卒者の多数側はロシアを支持しないし、イスラエルも支持しないと言い換えてもいいだろう。大卒の一般的傾向として、陰謀論などに惑わされないまっとうな判断力をもっているとすれば、こうなるだろうというのは、まあ、理解できるのではないか。
また、今回記事では、「大学に通っていない有色人種の労働者階級の有権者に対して民主党が保持してきた歴史的な優位性」を問題にしているけれど、「大学を卒業したリベラルなホワイトカラー」もまた、民主党の支持基盤であったことが分析されていない。
自分にはよくわからないが、仮にこの人たちからの支持をバイデンが重視するのだとすれば、今後大統領選までに、
1、バイデンはウクライナ支援の道をなんとか探ろうとする
2、バイデンはイスラエルの強硬路線をなんとか抑えようとする
という方向性が予測できるのではないか。
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