りゃんさん のコメント
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ワシントン・ポスト「日本被団協、核兵器廃絶への取り組みでノーベル平和賞受賞( Nihon Hidankyo wins Nobel Peace Prize for work on nuclear weapons abolition )、広島と長崎の日本の原爆生存者グループが、核兵器のない世界の実現に向けた取り組みが評価され、ノーベル賞を受賞した。 ノーベル平和賞は金曜日、核兵器のない世界の実現に向けた取り組みが評価され、日本の原爆被害者の団体である日本被団協に授与された。 ノルウェーのノーベル委員会委員長ヨルゲン・ワトネ・フリドネス氏は、このグループは「核兵器は二度と使用されてはならないということを、目撃証言を通じて示した」ことにより受賞したと述べ、世界的に不安定化する戦争のさなかに切実に必要とされていた思い出を思い出させた、と述べた。 日本被団協は、 1945 年に広島と長崎といった日本の都市の大部分を
当時母は広島県の学校に通っており、たぶん教師に広島大学の卒業生とか広島県被団協の関係者協力者とかがいて、森瀧市郎を呼んだのではないかといっていた。母は講演の内容はまったく覚えていないが、森瀧市郎のたたずまいがなにか強く印象に残ったという。そして今でもすべての核兵器に反対している。
そういう母に育てられたわたしは、核不拡散の立場から、不平等条約であることは十分理解しつつもNPT体制に賛成していたが、ロシアが核恫喝しつつウクライナ侵略するのを見てから、考えをかえた。今では北朝鮮の核保持に反対していないばかりか、韓国も台湾もフィリピンもベトナムも、ほかの国々も、そして日本も、核兵器を持ちたければ持てば良いという考えになっている(持ちたくなくても持つべきだといっているわけではない)。
ただし、核兵器は持ってからも長く悩ましい道のりだ。持てば終わりなのではなく、むしろ持ってからはじまるのだ。こんなことは、北朝鮮を見ているだけでもわかるのだが、最近もまったくわかってないヒトがいておどろいた。それでも、持っているかいないのかには大きな違いがあることは確かだ。
孫崎さんは、今はどうなのか知らないが、いっとき核兵器禁止条約にシンパシーのある記事をよくのせていた。しかし、ロシアのウクライナ侵略に賛成している。そればかりか、ロシアの核恫喝を批難する記事は(わたしが記憶する限り)一度もあげたことがない。もはや、核兵器禁止条約にシンパシーがあるなどとは主張できないだろう。
孫崎さんだけではない。フレディさんは、わたしが問うたとき、ロシアによる先制核攻撃に賛成した。また、ロシアは核保有国だからウクイナが勝てるわけがないという論理で(つまりロシアによる核恫喝を肯定しているわけだ)、ウクライナはさっさと負けを認めるべきだという議論を展開したヒトもいる。
こういうヒトビトの人間性を統一的に理解するには、どうしても、むかしむかし共産党が主張していたという(そして被団協も迷惑したという)「中国やソ連の核兵器は良い核兵器」という補助線を引かざるを得ない。ただし、今では中共もロシアもそのころとは別の国だ。それでも同じ主張を換骨奪胎して続けている。
まことに病は深い。
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