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有馬記念が来る!私の思い出の有馬記念
ども!ギンです。
今日は競馬のお話。
来る今週末12月22日は有馬記念!
日本競馬のレースの中で1番お祭り的なビッグレースです。
人気投票で優先して出られる馬が決まるオールスター戦みたいな感じ。
今年は引退レースのドウデュースをはじめダービー馬や強豪が勢揃いの超豪華メンバーなのですごく楽しみです。
さて今回のテーマは思い出の有馬記念。
有馬記念ってしばしばものすっごいドラマが生まれるんですよね。
引退レースにする馬が多いこともあり、有終の美を飾ったり、復活劇を見せてくれたり、世代交代、ジャイアントキラーなどなど語りたいレースがとっても多いです。
その中で、今回語りたい私の思い出の有馬記念は2000年。
テイエムオペラオーが勝ち、年間全勝のグランドスラムを達成した有馬記念です。
私が競馬を見始めたのは2000年。
テレビ中継をたまたま見たのがキッカケで、自然と毎週日曜日のテレビが楽しみになっていったというのが私と競馬の出会いです。
当時の推し馬はテイエムオペラオー。
幼かったので難しいことはわからず、勝ち馬でよく聞く名前だったというのと、「オペラオー」という語感が好きでした。
しかし、そこから明確にオペラオーファンになるキッカケがやってきます。
それは、当時のファンや有識者たちの声。
実は当時は今ほどテイエムオペラオーって評価されていなくて、何ならアンチも多かった。
どれだけレースで勝ってもオペラオーは大したことない、強い馬ではないと言う人もいたし、時代的にも勝ちきれないメイショウドトウを応援する声が大きくて、オペラオーに対して負けろ負けろという心無い声も多かった。
今となっては時代が変わったので「そんなことあったっけ?」と言われそうだけど、当時の空気感ってそんなもん。
これが少女ギンをブチギレさせた。
「はぁぁ!?オペラオーは一生懸命走ってるだけなのに、なんでそんなこと言われなきゃいけないの!それって嫉妬じゃん、僻みじゃん!!」
この「ただ強いだけなのに僻みで賞賛されず貶められるオペラオー」という構図が当時の私にとって超ーーーーー地雷だった。めちゃくちゃ許せなかったのだ。
そういったアンチの声があまりにもムカつきすぎて、ますますオペラオーが好きになっていき、絶ッ対!勝って欲しい!!!とムキになって応援するようになっていった。
だからあの有馬記念は本当に感動した。
「勝ちすぎると、全ての馬が敵になる。」
テイエムオペラオーには勝たせまいと、あらゆる馬と騎手たちがオペラオーをマークして包囲網を敷いた。
そうして最後の直線になっても馬群に埋もれるオペラオー。
これは勝てない!そんな絶体絶命のピンチだったのに、ギリギリで抜け出してのハナ差圧勝。
鞍上の和田騎手は勝利を諦めていたのに、オペラオーが脚を傷だらけにしながら自分の意思で抜け出していって勝ったのだという。
さらに当日はレース前に鼻血も出したし、片目も負傷していたという話もある。
そんなピンチでも、満身創痍でも、しっかりと勝ちきったオペラオー。
あの圧倒的なオペラオーの心の強さが本当にカッコよくて。
周りの声に負けずに結果を出していく
オペラオーの姿に大尊敬したのを覚えている。
翌年、嬉々としてオペラオーの有馬記念特集だった「優駿 2月号」を買いに行ったのもいい思い出。幼い少女が優駿をレジに持ってきて本屋のおっちゃんビックリしてたなぁ。
ここから私は競馬ファンになり、テイエムオペラオーが最初の推し馬になったのでした。
誰しも最初に好きになった馬ってやっぱりずっと心に残りますよね。
最近はオペラオーがどんどん再評価されているのが嬉しかったりします。時代が変わりました。
さてさて、そんなわけで2024有馬記念。
まずは全人馬無事を願って、年の瀬のグランプリを楽しみたいと思います。
では!
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コメントを書く来年は自分も競馬始めてみようかしら