本紹介 小川洋子著 『猫を抱いて象と泳ぐ』
A:仮に、『猫を抱いて象と泳ぐ』という題名で、本の展開を創造する人がいて、この話の内容を想像できる人は皆無であろう。
ウィキペディアに書かれた、あらすじは次の様なものである。
「あらすじ:少年は、上唇と下唇がくっついた状態で生まれた。手術で口が開かれ、唇に脛(すね)の皮膚が移植されたために、唇から産毛が生えており、そのためか少年は寡黙な性格であった。
少年の肉体的成長はとまり、小さな体のままである)
少年は、デパートの象の〈インディラ〉が、成長して大きくなりすぎて、屋上から降りられないまま一生を終えたことを知った。少年は、廃車になったバスの中に住んでいる肥満の男〈マスター〉からチェスを教わり、チェステーブルの下に潜って、猫を抱きながら次の手を考えるというスタイルで、素晴らしい戦いぶりをみせたことから、〈盤上の詩人〉と呼ばれたロシアのチェス選手アレクサンド
孫崎享のつぶやき
本紹介 小川洋子著 『猫を抱いて象と泳ぐ』、主人公は子供時代で成長の止まったチェスプレーヤー、小川氏「今回の小説の直接的なきっかけは将棋の羽生さん。羽生さんはフィッシャーに、彼の残す棋譜は芸術です、と書かれた。チェスの棋譜も楽譜や詩、絵画と同じで芸術になりうると知りました。
2025/04/21(月) 07:43
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小川洋子著「猫を抱いて象と泳ぐ」の中で次の言葉に注視した。
「自分などというちっぽけなものにこだわっていては本当のチェスはさせません。自分自身から解放されて勝ちたいという気持ちさえ超越してチェスの宇宙を旅する。チェスは数学であり芸術なんです。」
私の理解は「猫」は私が今まで経験した「知識体験」の世界であり、「象」は「像」であり、「知恵」なるイメージと理解したい。心無碍の世界に「イメージ」が次から次へと展開する中で次の手を考えて指す世界である。
勝負というより、芸術と呼ぶべきなのでしょう。。
ボビー・フィシャーですか。
羽生さんはフィシャー流早指しスタイルの将棋のルールをインスパイアされました。持ち時間、たたの五分です。瞬間に指せば、5秒、持ち時間に加算されます。
二日間に亙って戦う長時間スタイルで異次元の強さを発揮しているのは勿論現代将棋界の英雄たる藤井さんですが、彼はフィッシャー流でも圧倒的に強いのです。ところが、驚くべきことに彼は人一倍知性あふれるジェントルマンなのです。
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