この記事では、世間で言われるDS(ディープステート)※が、

どのようにして、「西側を中心とした議会制民主主義を操作する仕組み」を

作ってきたのかを「私の最新の研究内容」をもとに解説する。


※DSについてはその言葉を用いる人それぞれで様々な定義があるが、

私のDSの定義は、「国際銀行財閥おびフリーメイソン支配層を中心とした秘密結社の組織」

という意味で用いる。

まず以下の図が日米欧を含む西側の「DSによって操作される現実の議会制民主主義の全体像」である。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

上記図の左上にある「管理方法Ⅰ(主要機関の管理)」は、ダボス会議やCFRなどの関連組織によるパワーエリートに対する管理の部分を表している。

上記図の下にある「管理方法Ⅱ(人々の認識と権利の操作)」は、選挙・投票や世論、諸制度などの民主主義によって発生する諸権利を表している。

この管理方法Ⅰ(主にエリート支配)と管理方法Ⅱ(主に大衆支配)を連動させて、「現実の議会制民主主義」をDSは操作してきた。


下の図は、主流派の政治学・憲法学が西側の「議会制民主主義の仕組み」を解説する図である。

上記図は、日本や英国などの議院内閣制による三権分立の図。


下記図は、米国などの大統領制による三権分立の図。


しかし現実は、一番上に記載したDSによって「操作される議会制民主主義の図」で運営されている。


この西側の「現実の議会制民主主義」は、憲法学・哲学の「理念としての立憲民主主義※の原理」によって作られている。

※立憲民主主義とは、立憲主義の国家権力を憲法によって規制しようという政治原則と民主主義の融合した体制。いわゆる「法の支配」のこと。


以下の図が憲法学で学ぶ「理念としての立憲民主主義の原理」である。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

上記図は「個人の尊厳」を目的として、その下に「自由主義」、その下に「民主主義(選挙によって代表を選ぶという狭義の意味)」、その全ての「平等主義」がかかっている。


しかし上記図は一般向けに教えられる顕教であり、真の原理を表していない。

フリーメイソン支配層の秘密教義によって作られてきた近現代の「真の立憲民主主義の原理」は次の3つのタイプの原理から形成されている。

上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

上記図のⅠは、フリーメイソン支配層の秘密教義の基礎としての「ユダヤ神秘主義のカバラの生命の木」の原理。

上記図のⅡは、そのカバラの生命の木の原理を基に作り出される図形哲学による「立憲民主主義の真の原理」(実はフリーメイソンの二大シンボルである「三角形の目や、コンパスと直角定規」はこの原理を暗示している。)

上記図のⅢは、上記図のⅠとⅡから作られている「言語哲学面による立憲民主主義の真の原理」。

上記図の右下にある「主流の憲法学の図」は、「憲法の究極の目的である個人の尊厳」を導出するまでの理論が抜けている。そのため、「究極の目的とされる個人の尊厳の意味」が不明瞭にされてきた。

つまり上記図のⅠとⅡとⅢは、フリーメイソン支配層による「立憲民主主義の秘密教義」として世界から隠されてきたということである。

最重要な基本原理を隠す事によって学問を操作するという方法は、主流派の経済学から「信用創造の仕組みと影響力を無意識化させてきた」のと同じ手法が用いられている。


次に上記図のⅠの「立憲民主主義の隠された基本原理となっているカバラの生命の木」から、「操作される現実の議会制民主主義の図」を作成するまでを解説する。

まず、神秘主義の世界では、「カバラの生命の木」は「逆さまの木(根が上で枝葉が下)」として表す事がある。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

上記図の「生命の木(逆さまの木)」の0から10の数字は、物事が導出される順番を表している。

0に近いほど抽象的であり、10に近いほど現実的と考える。

上記図の左側にある「逆さまの木」は、最下部の❿の地上界・物質界から、様々な現実の万象が派生する事を「枝葉」で表している。

このカバラの生命の木が「立憲民主主義の図形哲学」を形成しているのだが、

それを逆さまの木で表すと次のような図が作られる。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

このカバラの生命の木(逆さまの木)から作られている「理念としての立憲民主主義の原理」を悪用する事で、

「操作される現実の議会制民主主義」は作られている。

それは、以下の3つの真の原理を世間に教えない事によって可能になる。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

立憲民主主義を作りだしている原理を教えない事で、上記図の3つのパターンは分離・分裂し

機能不全に陥る。


下記図は、議会制民主主義をつくりだす「理念としての立憲民主主義の原理」が機能しなくなる状態を「言語哲学」と「図形哲学」の密教の側面から照合したもの。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)


下記図は、理想状態を作り出す「生命の木」が、「容器の破壊」によって悪が生じ、機能不全になる、というカバラの考えを表したもの

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

以下の図は、上記図のカバラの生命の木の「容器の破壊」がなされることによって、

理念としての立憲民主主義の原理」が機能しなくなることを照合した図。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

上記図の右下には、悪が生じた立憲民主主義の原理から、民主社会の様々な諸問題が作られていく事を表している。

上記図の右側の「分離させられた立憲民主主義の原理」の「図形哲学の図」から

この記事の最上部に掲載した、「操作される現実の議会制民主主義の図」が作られている。

それが以下の図。

(上記図は拙著の次回作に掲載予定の図)

上記図の左側の図は、「理念としての立憲民主主義の原理」が人々の意識現象から分離させられた図。

右側の図は、そこから作られる「操作される現実の議会制民主主義」の図。


以上で、DS(国際銀行財閥とフリーメイソン支配層を中心とした秘密結社)によって

「理念としての立憲民主主の原理」を機能不全に陥らせることによって、「操作される現実の議会制民主主義の原理」を作り上げている仕組みの流れを解説した。


我々が「真の民主主義」を作り出すには、この分離・分裂させられた

「理念としての立憲民主主義の原理」を「修繕」させ、

「支配者の存在しない市民主権の議会制民主主義」を形成していく必要がある。


その方法については後日、記事にする予定です。


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(記事終了)



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