1941年12月8日にアメリカと開戦した日本は、未明に真珠湾攻撃を敢行し、これに成功した。

この成功を受け、東條英機が真っ先に思ったのは「これでルーズベルトは失脚する」ということだった。なぜかといえば、アメリカ国民が「こうなったのは日本を不必要に挑発したルーズベルトのせいだ。おまえはもう辞めろ!」となって、大統領を罷免すると考えたからだ。

しかしもちろんそうはならなかった。なったのは逆の結果だった。真珠湾攻撃を受けたアメリカ国民は、「こうなったのは、日本とその指導者である東條英機のせいだ。彼らを絶対に許さない!」となって、それまで大半が開戦反対だったのに、一気に開戦賛成に傾いたのだ。

そうしてアメリカ議会で開戦の可否を問う投票をしたところ、下院では388対1で可決された。そこにはアメリカ国民の圧倒的な怒りがあった。

今から考えると、こうなるのは子供でも分かりそうなものだ。誰だって自