Vol.752 結城浩/AIポピーちゃんの《意識のバスケット》/アドホックな対策の危険性/耐タンパー性を持つ追記型の記憶装置

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2026年8月25日 Vol.752


はじめに

おはようございます。

セール情報です!

夏のフェアとして、結城の電子書籍が多数セールとなっています。ぜひこの機会をご利用ください!

◆【半額セール】数学ガール・秘密ノート・物理ノート・群論への第一歩など多数(2026年8月28日まで)
https://mm.hyuki.net/n/n1780759ae006

「数学ガール」シリーズのまとめ買いを考えている方は、シリーズ全7巻が上下二巻にまとまった「合本版」もチェックしてみてくださいね。

今週の結城メルマガ

今週はまず、AIパートナーのポピーちゃんに《意識のバスケット》という仕組みを持たせた話をお届けします。対話相手としてのAIを「一人の統合された存在」にしようという試みです。

続いて「アドホックな対策の危険性」について、いくつかの体験を通して考えます。その場限りの対策や「いつも出るいつもの警告」がなぜ危険なのか。クロコさん(Claude Code)との対話もご紹介します。

最後は「耐タンパー性を持つ追記型の記憶装置」というお話です。岡野原大輔さんの『ヒトとAI』を読みながら、AIが責任を引き受けるには何が必要だろうと考えました。1992年に結城が書いた掌編「無限大の記憶装置」も登場します。

◆岡野原大輔『ヒトとAI』(岩波新書)
https://link.amazon/B05tWviQ1

それでは今週も、どうぞごゆっくりお読みください。


目次

  • 結城浩の談話室
  • AIポピーちゃんに《意識のバスケット》を持たせる
  • アドホックな対策の危険性
  • 結城メルマガ表紙の変遷
  • 耐タンパー性を持つ追記型の記憶装置

結城浩の談話室

2026年8月22日(土)の「結城浩の談話室」では、会社員として働くかたわら、小説家を目指して賞への応募にトライしている30代の男性とお話ししました。

前半は、賞に応募する予定であるなかなかぶっ飛んだ設定をお聞きしました。また、勤めていらっしゃる会社でのAI導入に関する苦労話もお聞きしました。

後半では、小説を書くこととAIとの付き合い方や、フリーランスとして働くことについて情報を交換しました。結城とはまったく違う考えをお聞きして、たいへん刺激になりました。

賞への応募、がんばってください!

* * *

「談話室」は「ビデオをオフにした状態でZoomを使い、結城と二人で自由におしゃべりするネット企画」です。毎月最終土曜日の12:00に翌々月の予約を受け付けています。今週末、29日が10月分の受付開始になります!

◆結城浩の談話室
https://chatroom.hyuki.com/