「小飼弾の論弾」で進行を務める、編集者の山路達也です。
 無料公開部分の生配信およびアーカイブ公開はニコ生・ニコ動のほか、YouTube Liveでも行っておりますので、よろしければこちらもぜひチャンネル登録をお願いいたします。なお、有料のYouTubeのメンバーシップでは、無料部分だけでなく、限定部分の配信もご覧いただけます(YouTubeメンバーシップでは、テキスト配信はございませんのでご注意ください)。

 今回は、2026年09月15日(火)配信のテキストをお届けします。

 次回は、2026年10月06日(火)20:00の配信です。

 お楽しみに!

2026-09-15配信のハイライト

  • iPhone Duoの感想
  • 「日本に自動運転タクシー?」と「フェルマーの最終定理とAI」
  • 「生成AIは知ってることだけ」と「今のAIとHAL」
  • 「AI減速論の意味」と「AIの進歩と格差の拡大」
  • 「ショウジョウバエがDOOM」と映画『まどマギ』感想
  • 「アフリカの未来と出生率」と「南極の資源」

iPhone Duoの感想

山路:コメントで、

「で、山路さんはiPhone Duo何台予約? 3台4台?」(コメント)

山路:買うことは確定なんかいっていう。で、iPhone Duoですよ。見ました?Appleの発表会の動画。

小飼:いやー、見た限りではさすがの後出しじゃんけんというのか(笑)、

山路:ねえ、

小飼:でも、ここまで後出ししたっていうのは本当に久方ぶりですよね。普通、数年ぐらいなんだけれども。

山路:フォルダブルのスマホに関しては7年経ってますね。最初にサムスンだっけ、だからぜんぜん市場としてまだ成立してるとは言えないような、ジャンルにはなってないっていう。

小飼:サムスン頑張って頑張って頑張っているんだけれども、なかなかキャズムを超えられない。iPhone Duoでキャズムを超えるか、なんですよね。

山路:うん。動画で見た限り、私今までサムスンのフォルダブルもいいなとは思ったんだけど、実際には買わずに踏みとどまるというか、そこを買うに至らなかったのはやっぱりアプリのほうの作り込みがちょっとなみたいな。

小飼:僕はもう少しシンプルに考えている。どういうことかっていうと、数の上ではAndroidフォンのほうがいっぱい出てるわけじゃないですか。ところがタブレットのほうはどうですか?

山路:ぜんぜん出てないですね。

小飼:ぜんぜんでしょ。

山路:Fireタブレットも、Androidタブレットとして数えるかどうか。

小飼:初期の頃は出たんだけれど、もう抵抗をやめちゃったというのか、無名の端末が回転寿司のところとかに置いてあったりするのを除けば、KIOSK端末ですらiPadが幅を利かせてるわけです。フォルダブルって、要はフォールドできる、フォンというよりもフォールドできるタブレットでしょ。で、タブレットのアプリがないじゃん。そこなんですよ。これはさ、本当にiPad miniの客をさ、ごっそり獲れるじゃん。だから、かなりAppleプロダクトでもカニバライゼーションが起こると思います。いや、それはiPad miniを買って、iPhoneを買って、まだお釣りきますけど、絶対こっち買いますよ。

山路:まぁここで(iPad miniを見せながら)使ってるiPad miniはちょっと、ここをフォルダブルにするんじゃなくて、これはまぁiPad miniのまま使うかもしれないですけどね。じゃあ10月13日でしたっけ、弾さん、予約レースに参加するわけですね。

小飼:まぁしちゃうんじゃないかな。

山路:私も全裸待機かな。

小飼:じゃあやっぱり16台くらい買ってもらわないと、

山路:なんというか、それは転売ヤーですよね、それは。それにしても値段はインパクトありましたね。

小飼:えーとですね、それ日本円だからだと思います。米国価格だと2000ドル、例によってマイナス1、1999みたいな価格が付いてますけれども、Galaxyフォルダブルってアメリカだとマイナス100ドルぐらいなんですよ。でも、日本だと10万円ぐらい下がるんですよね(笑)。まぁ要は1Appleダラーが高すぎるというのか。

山路:しかしAppleの値上げっていうのは、それはもう日本円が悪いだろうっていう話で(笑)。まぁしょうがねえんじゃねえの、とは思いますけどもね。それにしても今回のこの、

小飼:2000ドルっていうのはコンペティティブだと思いますよ。

山路:このヒンジのあたりの、その作り込みとかすごいじゃないですか。

小飼:いや、まぁ実物を見てみないとな。まぁでも見た人たちみんな、普段Galaxyフォルダブルを使ってる人たちもけっこう、

山路:ライターによっては「正気か?」って言ってましたよね、その作り込み、そういうそれを大量生産品でやるようなその技術じゃねえだろうみたいな、

小飼:だから量産技術の確立まで含めて、そういうことなんでしょうね。

山路:私がiPhone Duoを欲しいなと思った理由はやっぱり、その辺の、現代の言ってみたら製造技術の頂点というか、最先端みたいなもんじゃないですか、それをやっぱりなんか所有して愛でてみたいなっていうのもあるんですよね。

小飼:あとリセールバリュー的にどうなのかっていうのもある。そう、どれくらい経年劣化しやすいか、あるいはしないかっていうのも見てみたいっていう。

山路:5、6年使う感じじゃないような気がしますけどもね。

小飼:でも、今時の本当にスマートデバイスってそれくらい平気で持つもんね。

山路:フォルダブルはいろいろ故障はしそうな気がしますけどもね。あ、

「山路さんVision ProとZOZO SUITは現役?」(コメント)

山路:ZOZO SUITはもう捨てちゃったから、

小飼:捨てちゃった(笑)、

山路:Vision Proは現役ですよ、マンガ読んだりとか映画見たりとかするのにけっこう毎週使ってますね。Vision Proはぜんぜん買って、お得とまでは言わんが、後悔はしてないです。

小飼:(iPhone Duoは)Vision Proの半値だよ! 安い!

山路:安い、そう考えると安い(笑)。2台買いたくなる。

小飼:安いー(笑)。

山路:今回iPhone Duoだけじゃなくて、iPhone18 ProとApple Watchのシリーズ12が出たじゃないですか、弾さんどうなんですか?

小飼:じつは両方とも注文した、

山路:過酷なApple税の取り立てに(笑)。

小飼:まぁあぶく銭が入ったということもあるんだけれども(笑)、交代する理由がいくつかありまして。Watch 12のほうは、僕が持ってるApple Watchesが、2つ持ってるんですけども、両方とも新しいWatchOSに非対応という(笑)、

山路:なんか毎年買ってるようなイメージありましたけど(笑)、

小飼:昔は、出たての頃はそうだったんですけど、今これが(Apple Watchを見せながら)一番新しいな。一番新しくても、これがseries 7だから、だいぶ経ってる。

山路:本当に?

小飼:だいぶ経ってる。

山路:え、じゃあ18 Proのほうは?

小飼:で、ですね、我が家では僕が最初に1年使ったやつというのを妻に譲るという慣習がしばらく続いてたんですけれども、今僕が持ってるのがiPhone Airで、Airは僕個人はこれでいいかなという感じなんですけど、妻のほうはかなり写真を撮るので、

山路:カメラがいいやつがほしいんだ、

小飼:そうそう、カメラがいいやつでないとダメなんですよね。

山路:(笑)なるほど、

小飼:そういうのをちょっと踏まえて、

「ネグリジェ色にしました」(コメント)

小飼:(笑)、

山路:ネグリジェ色、なんたらパープル、

小飼:バーガンディだ、ワインの名前ですね、バーガンディ。

山路:なるほど。Apple Watchとかどうなんですか、今回機能的にApple Watchって割と地味に見えつつ、けっこうセンサー類が一新されててすごいなと思ったんです。

小飼:けっこう7から12へのイテレーションっていうのは見ててけっこうすごいなぁと思ったのは、まず今はガワが3種類あるんですね。一番基本的なやつはaluminumなんですけれども、その一つ上がtitaniumで、一番いいのがセラミックということで。で、titaniumのガワは前から欲しかったんですけど最初はUltraしかなかったんですよね。

山路:ああ、ウルトラ、一番最上位の?

小飼:そうですね。でもUltraはちょっと僕にはゴツすぎて。そうしたら、Ultraでない普通のApple Watchにも降りてきてて。

山路:え、titaniumだと何がいいんですか?

小飼:皮膚への当たりがいいです。特にかぶれるとかっていうのはaluminumでもないんですけれども、普通の、Apple Watchの前にずっとはめてたやつっていうのはやっぱり金属アレルギーうっすら出てて、けっこう気にはなってた。

「セラミックは?」(コメント)

山路:って。

小飼:セラミックはね、色かなぁ、本当にやっぱりセラミックだけあって真っ白しろ、

山路:なるほどね、色が単純に。

「Apple Watch 12予約した。6から」(コメント)

山路:ああ、6から12だったら、かなりインパクトあるんじゃないですかね。

小飼:で、じつは6、もう1個運用してるのが6なんですけど、もう電池がへたりきってて、半日持たない、

山路:それは順当に買い替えの対象ではありますね。

「50万円のスマホとかどうなの?」(コメント)

小飼:逆に2テラって、iCloudとかを全く使わない、

山路:たぶんローカルでビデオとかを扱いたい人じゃないですかね。

小飼:なんでしょうかね。

山路:長尺の映像とか撮りたかったら、それぐらいあったほうが安心ってあるじゃないですか。映像関係者だったら、2テラはなんかわかるな。

小飼:僕ずっと256だね。iPhoneのストレージは。最低で256になってくれたのはすごい嬉しいと言えば嬉しい、

山路:まぁでも2TBのものを50万円以上と書かれてますけど、腕時計、時計の機能しかなくて1000万円のものとかもいっぱいありますからね、世の中には。

小飼:そうなんですよね。

山路:決済とかもできて、タイマーとかもついてて、まぁとかそういう風な、

小飼:その意味ではエントリーレベルの機械式のスイスウォッチがずいぶんとApple Watchに食われてるんですよ。今生き残ってるのはもう本当に宝飾品として価値があるやつ、同じロレックスとかでも、もう本当に金塊として使われてるやつですとか(笑)。

山路:数十万円クラスの時計っていうのは、そういうもう時計の比べっこみたいな、そういうクラスターから疲れちゃった人がもうApple Watchに移ってるみたいな話聞きますよね。

小飼:そうそう、OMEGAとかがだいぶ食われている。

「エアマックス狩りみたいにならないのかな」(コメント)

山路:怖いなー。iPhone Duo持ってたら狩られそうな気もするから、気をつけよう。

「AirPods 5は確実に買う」(コメント)

山路:ほうほう、ノイズキャンセリングすごいらしいですね。

小飼:確かにスリが多いところに、危険が多いところではなくてスリの多いところには連れて行きたくないですよね、iPhone Duoとか。バティカンとか、

山路:バリカン?

小飼:バティカン。超大昔の話ですけど、カシオQV10をスられましたね。見事に。バスの中で。

山路:大昔ですね(笑)。

小飼:超大昔です。ちゃんと保険も降りて、新しいの買えたんですけど、新しいやつは値下げになっていて結果的に得してしまったという(笑)。でも中に入っているデータがね、やっぱり。

「スマホの値上がりは米や小麦の値上がりと同じ」(コメント)

小飼:今や本当にそうですよ。

山路:必需品という意味で。

小飼:必需品という意味で。

山路:まぁiPhone Duoまでいかなくてもいいとは思いますけどもね。

小飼:それは安くも買えるし、リファービッシュしたやつとか中古とかでもいいんですけど、そういうやつのほうが今度は知恵がいるんですよね。買ってきて本当に初期設定をスーッとしてっていうのは、かえってそういうもののほうが難しくて、時々じゃないや、わりとよく聞くのはメルカリで買ってきてアクティベーションロックがかかってました、

山路:最悪だ(笑)、売主に連絡も取れないしな。

「ドル円はまた160円に」(コメント)

小飼:でも、方角としては依然そうだね。アメリカもまた金利上がってるので。

「今回の発表は新体制初の発表でしたが、第一印象はどうでしたか」(コメント)

山路:ジョン・ターナス体制になって初めて。

小飼:まだぜんぜん体制感がないね。だから今までの延長で来てるね、というのか。

山路:これはiPhone Duoが一つの試金石になるんですかね? その評判が。

小飼:いや、本当にプレゼンターというよりはエンジニアの方なので。

山路:でも最初はね、ティム・クックもロジスティックス担当のさえない男って思われたわけですからね。

「iPhone使ったことないんだけど、どうなんかなって思うんだ」(コメント)

小飼:でもやっぱり、ターナスさんにおかれてはマウスなんとかせい、しつこいようだけどマウスなんとかせい。

山路:Appleは時々外しますよね。iPhone、楽ですよ、使うと。さっきの質問に関して言うと。他のものよりも考えなきゃいけないことが少なくて済むというか。あ、GARMIN好きな人多いですよね、時計だったらスポーツやりそうな人はかなり持ちますからね。

小飼:山登りする人は。妻も持ってるんだけども、宝の持ち腐れのような(笑)、

山路:でも奥さん、かなりランニングする人じゃないですか。

小飼:そういう時につけ忘れるんだよ。

山路:なるほど。それはどうしようもないな、

小飼:マメさが足りないんだよね、

「円安のせいで日本人のIT、AI対応がまた遅れる」(コメント)

山路:それはそうかもな、

小飼:ただ円が高かった頃にも、何をしてたんだという感はあるので。

「日本に自動運転タクシー?」と「フェルマーの最終定理とAI」

山路:じゃあちょっとAIのところが出たところで、AI絡みの話いきますか。最初にちょっとAIというんでもないですけど、タクシーの話。日本にも自動タクシーが来るんじゃねえのっていう。

小飼:試運転はもうしてますよね、Waymoの。うちの近所にも来ましたよ。(サムネは)WaymoっぽいAI絵ですね。

山路:今回GOとWaymoが来年に東京で自動タクシーを走らせると、

小飼:両方とも組むの?

山路:別々ですかね、これは。

小飼:GOははっきり、

山路:パートナーシップって書いてある、戦略的パートナーシップに、一緒にやる感じですね、GOとAlphabet傘下のWaymoと日本交通、

小飼:いや、でもGOというのか日本交通は、もうライドシェアのずっと敵だったわけですから。

山路:ライドシェアを事実上潰しましたよね。

小飼:その通りです。いや、まぁでも何かを普及させるっていう時には政治も重要で、どれだけ政治が重要かって言ったら、LUUP見りゃわかるでしょ。そういうことなんです。