空気が少し冷たくなって、ノスタルジックな気分になる今日この頃。ノスタルジーといえば、何を思い浮かべますか。

今日はレンタルビデオ店を思い浮かべてみています。

すっかり見なくなったレンタルビデオ店。
レンタルビデオ店の最初の記憶ってなんだろうか。

僕の場合は、小学生の頃、郊外型の巨大なレンタルビデオ店の店舗で、ディズニーやドラえもんの最新映画を親に借りてもらっていたような気がする。

時は流れ、僕も東京にやってきた。渋谷の一等地にあったTSUTAYAで『アラジン』を借りた記憶もある。

その時は酔っ払っていた。

無性に空飛ぶ絨毯の挙動を研究したくなってアラジンを借りたのだ。

『アラジン』の空飛ぶ絨毯、大好き。絨毯だけどクレバーでいいやつ。

さて、レンタルビデオ店で何を借りたらいいか迷いすぎて、映画を見る時間すらなくなった経験がある方はいるだろうか。

僕はある。

うちに帰ってからの映画を見るための2時間。充実したものにしたいと願いすぎて、あらゆる映画のパッケージを見て、出演者や監督を確認し、あらすじを読み漁る。そうこうしているうちに、なんだかお腹いっぱいになってしまって、何を見たらいいのかわからなくなるというやつだ。

それに似た話で、最近、「既知コンテンツ反芻おじさん」という言葉があるらしい。

すでに展開や結末を知っているアニメ、映画、漫画などを、何度も繰り返し楽しむ人のことだそうだ。

新しい作品を探すよりも、すでに面白さを知っているお気に入りの作品を選んでしまう。そこには、未知のものに出会う楽しさとは別の、安心感や心地よさがあるのだという。

この気持ち、僕はとてもよく分かる。

何度も同じコンテンツを観てしまうのは、その作品が自分や、貴重な時間を裏切らないと知っているからなのかもしれない。

つまり、その作品を「信頼」しているということだ。

以前、ここでも書いた「きつねうどんになりたい」という記事にも、少し似ているのかもしれない。

舞台作品を何度も観に来てくださる方にも、少し通じる感覚があるかもしれない。

同じ物語、同じ登場人物に再び会いに行く。

しかし!舞台は毎度、生!なので、