紅の松さん のコメント
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「ノーカントリー」は、コーエン兄弟という兄と弟の2人で監督をしている人たちの撮った作品である。そして知っている人は知っているが、コーエン兄弟はこれまで名作ばかりを撮ってきたので、監督としてのブランド価値がものすごく高い。役者にとって「撮られたい監督ナンバーワン」と言っても過言ではない。ほとんどの役者が、コーエン兄弟からの出演オファーを受けたら、たとえギャラが安くても喜んで引き受ける――そんな映画監督なのだ。 なぜほとんどの役者が喜んで出るかといえば、「コーエン兄弟は演技の上手い人しか起用しない」という定評があるからだ。あるいは、「コーエン兄弟は役者の演技を引き出すのが上手い」という評判もある。だから、コーエン兄弟の映画に出ると、役者としての株を上げることができるのだ。その意味でも、撮られてみたい監督なのである。 あるいはもっと純粋に、コーエン兄弟の撮る映画が好きだったり、彼らの映画に対するアプ
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
ノーカントリーを
あらためてみました。
なるほど!これはコントか!
…って、いやいやいやハックルさんちょっと無茶な(笑)
以前さらっと一回
みたきりだったので
原題を見逃してたのですが
ちょっとこの邦題は
100点満点中、10点ですね。
邦題がより映画の中身をわかりにくくしてます。
年を取ると住みにくい。
この映画、
保安官だけじゃなくて
事件と直接関係ない
普通の老人たちも
たくさん出てきます。
その老人たちにとって
モスやシガーが
変なことを質問や
要求する人になっていて、
みんな『?』を
しながら接しています。
おそらく、変な時代になったと
嘆いてるでしょう。
しかし、逆に若者はそれに
乗っかるような
柔軟さをみせます。
変な時代にいるという
認識もないまま。
そこも計算されての
タイトルですね。
しかし、この映画は
見事にBGMなしで
作られてて、
ごまかしなしで
役者が生み出す
『間』の演技を観客に
ぶつけてきますよね。
コーエン兄弟おそるべし!
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