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陸ドムさん のコメント

利益の独占っていう観点から見れば、たとえ千年経っても人々に親しまれるような定番作品が出来たところで、著作権切れになった物では儲けが出ないでしょう。
現在も古典なんて色んな出版社から原文のほか現代語訳、当時の社会状況解説付き等々出てますし、『この作品はこの出版社のでなければ』なんて状況にはならないでしょう?
そう考えると版権を持ってるうちにミリオンヒットなんて飛ばしてくれた方が出版社にはありがたいんじゃないですかね?
No.39
130ヶ月前
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結論からいうと、それは「小説の絶対的な面白さ」を学ぶためである。 小説には、「絶対的な面白さ」がある。それは、ぼくが40年間、小説についてのさまざまなことを学んできた中で、知ることのできた真理の一つである。 しかしながら、この考え方はなかなか共有されていない。特に、若い人に共有されていない。 先日も、とあるラノベ作家志望の若者と会う機会があって、「何かアドバイスはありますか?」と尋ねられたので、「古典を読むことだ」と答えたのだが、分かったような分からないような顔をされた。 それで、「古典を読むのは嫌いですか?」と尋ねたところ、「ぼくの書きたい小説は、現代の読者に訴える新しい小説なので、古典を読んでも意味がないと思ってしまう」ということだった。「それ以前に、そもそも古典に全く興味がないので、読むことそのものが苦痛である」とも言っていた。 それでぼくは、(もちろんそう思うことは自由なのだが、それでは作家
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。