• このエントリーをはてなブックマークに追加

m.m.さん のコメント

北方領土については、米英が、ソ連を対日戦争に参加させるための「エサ」としたのであり、敗戦国の日本に、その範囲を論じる資格が無いのは当然である。
日本政府は「国後・択捉は千島列島に含まれない」と言うが、世界地図を見せて、納得できる人がいるだろうか。この2島には、1万人以上のロシア人が生活しているのに、住民を無視して返還を求めることが現実的とは思えない。こんな無茶な要求をすることで、却って国際社会の信頼を失うのではないだろうか。ロシア領であることを認めた上で、平和条約の締結や、歯舞・色丹の返還を求めるのが筋だと思う。
No.3
131ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本はサンフランシスコ講和条約で独立した。  その時には様々な約束をした。  しかし、不思議に、この約束をほとんどの日本人は知らない。  国際法的には、領土問題は如何なる約束があるかが最も重要である。  次は私の『日本の国境問題』からの抜粋である。  ****************************** :サンフランシスコ講和条約での扱い ―吉田首相、千島放棄に合意。千島に択捉、国後が入っていることを明言― サンフランシスコ講和条約(一九五一年九月八日署名)において、第二章(c)は「日本国は千島列島に対するすべての権利、請求権を放棄する」とした。 その直前九月七日吉田首相は「千島南部の択捉、国後両島が日本領であることについては帝政ロシアも何らの異議を挟まなかったのであります」と述べている。  この吉田首相の演説は二つの意味で重要である。 一つは「「千島南部
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。