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oldjapさん のコメント

原発に危険性が伴うことは事実である。その事実は自動車、飛行機、電車、船に乗ることに危険性が伴うことと同じである(危険の性質や度合に差異があることは別として)。子供たちにそれを伝えるためには、例えば自動車事故では毎年5000人を超える人が日本で死んでいることも伝えなければならない。詩のような感情的に訴える文章で伝えようとすることは無責任な行為である。同様に、いわゆる再生可能エネルギーの効用をあたかも世界のエネルギー問題の最終的な解決策であるかのように感情的に伝えることも無責任である。風力、太陽光発電を推進した結果、どのような事態がドイツで発生し、どのような反省が行われているかもバランス良く、感情的でなく論理的に伝えなければならない。論理的に理解できない児童に伝えようとすることは無駄であり、有害な行為である。
No.1
128ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
読売新聞と言えば、原発推進の牙城である。社説はどんどん再稼働を訴える。記事もまた、再稼働を支持する記事だけで、原発の危険性を報ずるものはほとんどない。 話が突然イランに移って恐縮だが、イランはイスラム宗教国家である。これと相反する報道は弾圧され、本も出版できない。この中に不思議な現象があった。童話の世界だけは、動物等にリベラルな考えを体現した話を出していたのである。 実はそれと類似した現象が起こった。 4 月 20 日読売新聞の「本 よみうり堂」で 「原発事故の悲しみを描いた絵本」という標題で次の記事が出た。 「新刊絵本の『ほうれんそうは ないています』(鎌田實・文、長谷川義史・絵)=写真=は、原発事故で汚染された ほうれんそうやコメ、カレイなどが登場する。  「あのひ、ほうしゃのうで、だいちは よごれた」「つちが ないてる」「ぼくらは ちゃんと たべられたかった」という叫びが、見開きの迫力ある絵から
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。