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小岩井さん のコメント

米長永世棋聖の叫びはきっとあの時、羽生さんと対決していた加藤一二三さんが徐々に劣勢になっていく中で、米長さん自身も「何かとどめの一発がありそうだ」と思っていたんだと思います。そこであの52銀が飛んできた。雷に打たれたような叫び声でした。
しかし素人目には、あの辺でとどめの一発が刺せそうだとモヤモヤ出来るかと言われたらやっぱり無理です。あのシーンは大好きなので今回の記事全体が腑に落ちました^^
野球だと中継ぎ投手が評価されないというのもありますよね。明確な指標がないと評価されないし、指標があったらあったで王さんのように難癖をつけられる。だからこそ、相対的に一番わかり易い「競争に勝つ」ことに意味があるってことでしょうか。
No.2
128ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「競争とは何か?」を考えるうえで、非常に興味深い存在がいる。それは、プロ野球選手の田中将大さんだ。 田中選手は、2013年に日本のプロ野球で24勝0敗の記録を作り、今年、大リーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍すると、そこでも現時点までで4連勝を記録している。レギュラーシーズンだけでいうと、一昨年から32連勝中である。 田中選手の面白いところは、その価値を「競争」抜きには語れないところだ。 彼は、世界一球速が速いわけではないし、世界一変化球が曲がるというわけでもない。世界一コントロールが正確というわけでもない。 ただ、世界一バッターを抑えているのである。世界一バッターに打たれないのだ。 つまり、「バッター」という存在がいなければ、田中選手のすごさは表現しにくいのである。伝わりにくいのだ。 そんな田中選手の投手としての価値は今、世界で最も大きい。彼の価値は、世界一速いピッチャーや、世界一曲がるピッチャー
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。