田中選手は、2013年に日本のプロ野球で24勝0敗の記録を作り、今年、大リーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍すると、そこでも現時点までで4連勝を記録している。レギュラーシーズンだけでいうと、一昨年から32連勝中である。
田中選手の面白いところは、その価値を「競争」抜きには語れないところだ。
彼は、世界一球速が速いわけではないし、世界一変化球が曲がるというわけでもない。世界一コントロールが正確というわけでもない。
ただ、世界一バッターを抑えているのである。世界一バッターに打たれないのだ。
つまり、「バッター」という存在がいなければ、田中選手のすごさは表現しにくいのである。伝わりにくいのだ。
そんな田中選手の投手としての価値は今、世界で最も大きい。彼の価値は、世界一速いピッチャーや、世界一曲がるピッチャー
コメント
コメントを書く米長永世棋聖の叫びはきっとあの時、羽生さんと対決していた加藤一二三さんが徐々に劣勢になっていく中で、米長さん自身も「何かとどめの一発がありそうだ」と思っていたんだと思います。そこであの52銀が飛んできた。雷に打たれたような叫び声でした。
しかし素人目には、あの辺でとどめの一発が刺せそうだとモヤモヤ出来るかと言われたらやっぱり無理です。あのシーンは大好きなので今回の記事全体が腑に落ちました^^
野球だと中継ぎ投手が評価されないというのもありますよね。明確な指標がないと評価されないし、指標があったらあったで王さんのように難癖をつけられる。だからこそ、相対的に一番わかり易い「競争に勝つ」ことに意味があるってことでしょうか。
>>2
国民性の違いで、アメリカは指標をだいじにしますけど、日本はより勝敗をだいじにします。
相手打線を1点に抑えても0対1で負けた場合、アメリカだったら「よく投げた」となりますが、日本だったら「負けは負け」という評価ですからね。
米長さんの言葉で言うと、下の動画の13:00あたり、「どうもなんかすごいことをパウロ先生も食っちゃったなこれ」というのが好きです。ちょっとバカにしている感じで、嬉しそうで。加藤さんや米長さんの性格や関係を知るとなお楽しめる動画ですよね。