oldjapさん のコメント
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米政府による個人情報収集活動を暴露した米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者の未公表の機密資料に基づいた書籍が、日本を含む世界各国で発売された。
この事件について言えることは次の点である。
(1) 日本も盗聴の対象になっている。
(2) 盗聴になった国では、独首相、仏大統領、ブラジル大統領がオバマ大統領直接を含め公に抗議を行っている。日本政府は官房長官などが「米国に照会している」等述べるにとどまっている。つまり容認である。
(3) NSA盗聴の最大はサーバーからピックアップすることにある。従ってドイツ、EU諸国は米国経由でないサーバー利用の対策を検討している。日本はない。
実は対日盗聴は昔から行われてきている。これも容認してきている。
中国やロシアのスパイは大騒動するが、米国については何も言えない。それが日本だ。
過去の歴史を『日本の情報と外交』から引用する。
「原発事故」というが、あれは技術者の立場からすれば、事故ではない。事故と言うのは、走っている自動車のエンジンが運転手の操作に関係なく、設計不良、製造不良が原因でエンジン内部に故障が発生して止まってしまうような事象を言う。福島原発で起きた事象は、地震と津波という地球の現象が原因である。それは例えば他国のミサイルが原発に命中するという事象と同等である。ミサイル攻撃にも、歴史上稀に見る巨大津波にも耐えるような設計にせよと言うのは、乗用車を戦車並みに丈夫に設計せよと言うようなもの。そのような外的要因で原発が破壊されたことを持って設計不良だから誰かが責任を取れと言うなら、都心直下型地震ないしは敵のミサイルで国会議事堂が破壊し、たまたま中にいた総理大臣以下閣僚全員と議員の大半が死亡した時に、国会議事堂を設計し、それを建築した工事会社に責任をとれと言うようなものだ。また、時の総理大臣に責任をとれと言うのも、全く非論理的。どだい、原発は1950年代から続いてきた保守政権が建設を支持してきたものであるから。
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