米政府による個人情報収集活動を暴露した米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者の未公表の機密資料に基づいた書籍が、日本を含む世界各国で発売された。
この事件について言えることは次の点である。
(1)日本も盗聴の対象になっている。
(2)盗聴になった国では、独首相、仏大統領、ブラジル大統領がオバマ大統領直接を含め公に抗議を行っている。日本政府は官房長官などが「米国に照会している」等述べるにとどまっている。つまり容認である。
(3)NSA盗聴の最大はサーバーからピックアップすることにある。従ってドイツ、EU諸国は米国経由でないサーバー利用の対策を検討している。日本はない。
実は対日盗聴は昔から行われてきている。これも容認してきている。
中国やロシアのスパイは大騒動するが、米国については何も言えない。それが日本だ。
過去の歴史を『日本の情報と外交』から引用する。
コメント
コメントを書くしくしく・・・(泣)
先生、南シナ海の状況分析もよろしくお願い足します。
久々に13日の記事のコメント欄に投稿しました↓↓↓
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar530010
米軍の軍事再配備(リバランス)が南シナ海の緊張を高めている
ことは、私が指摘した通りで、ほぼ間違いないでしょうね。
読売新聞が珍しく客観的な記事を書きました。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140514-OYT1T50245.html?from=ytop_top
米比合同演習に対抗するため、中国側は中露合同演習を発表しました。
神浦元彰氏のツイッターによると、ロシアは中国に「浅い海」での
潜水艦の沈め方を訓練するそうです。
これは「南シナ海」という戦場を想定した軍事訓練です。
今後しばらくは、米中の覇権争いが激化し、南シナ海は荒れますよ。
日本はこの覇権争いに巻き込まれるべきではありません。
集団的自衛権が締結されれば、ますます状況は悪い方向へ向かいます。
ウクライナ情勢にしろ、南シナ海情勢にしろ、日本のマスコミは
一方的で扇動的な情報ばかり流すので、その中から事実のみを拾い
上げて分析ることは困難です。部分のみで大局が解らない。
尖閣問題は南シナ海に比べれば、遥かに単純であり、また武力抜きで
解決可能であり、ここで正確な世界情勢を理解しないと、日本は進路
を誤ります。極めて重要な問題です。
>中国やロシアのスパイは大騒動するが、
>米国については何も言えない。それが日本だ。
結局この一言がすべてですね。
抗議しなかったのって、世界中で日本だけでしょ。
この病気は一生治らないのではないでしょうか。
ところでNo.2のおじさんは技術者だったのか・・。
頑固者やらひねくれ者やら、色んな方がいますね。
>>2
あなたとは、同じ高齢者ながら、他人に対する目がまったく違います。それにしても、原発批判となると熱心に逆批判されておられる。生きがいなのでしょう。ご苦労様です。
>>2
「原発事故というが、あれは技術者の立場からすれば、事故ではない」って、何言ってるんですか。あれは深刻な事故ですよ。英語で"Severe Accident"(シビアアクシデント)って言うんですよ。つまり厳しい、大変な事故って事です。元原子炉設計に携わった技術者がそう言っていました。貴方の作っていた様な個々の「部品」の製造欠陥でに起因するものではないにしても建設立地や地質、気候などの自然条件と人間によるオペレーションマネージメントも総合的に含めたシステミックな事故なんです。何れにしろ貴方の事故の定義なんてどうでもいいんです。今でも多数の人々が苦しんでいる深刻な事故なんです。
日本が米国に何も言えないのは現政権が米国の傀儡である確たる証拠。
靖国参拝とか歴史失念は米国にとって単なる無知がなせるヤンチャ。
日本は略無償で基地提供を行いテロ国家米国に大FAVORを与えているのに、醜い傀儡に甘んずる倒錯心理は説明不能。
戦前の大陸における日本の傀儡満州国や王兆名政府より今の政府は米国に対して卑屈。
日本は米国にとって美味しい傀儡。
当然ではありませんか。
自民党は米CIAからカネをもらって育てられた米国のトロイの木馬です。
西欧諸国が当たり前にする抗議が自民党にできないのは、売国
政党のとうぜんの姿だと思いますよ。
>>3
確かに、南シナ海の状況はウクライナの構図とよく似ていますね。ただベトナムの場合は民衆が明らかに中国の態度に嫌悪感を持っているようです。ベトナム人の留学生を何人か知っていますが、その反中感情は明らかです。だいたいベトナムって社会主義なのにどうしてTPPにはいろうとしているんだ?
何か工作があるんでしょうか?
>>9
No.9さん。
中国の傲慢な態度は、今に始まったことでがありませんが、
中国とベトナムは歴史的に元々仲が悪いですからね。
ベトナム国民の嫌中感情は当然あると思います。
ただ、マスコミやネトウヨは黙っていますが、
南沙諸島問題では、ベトナムもかなり傲慢な主張をしてます。
中国の領有権主張(というより元々は台湾の主張)が
おかしいのは明らかですが、各国の領有(実効支配)状況を見ると、
ベトナムも十分おかしな主張(と行動)をしてる。
<南沙諸島における各国の領有状況>
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1f/%E5%8D%97%E6%B2%99%E7%BE%A4%E5%B2%9B2012%E5%B9%B4%E5%BD%A2%E5%8A%BF%E5%9B%BE.gif
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B2%99%E8%AB%B8%E5%B3%B6#mediaviewer/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Spratly_with_flags.jpg
西沙諸島問題に関しては、中国の立場からすれば、40年前に
武力闘争により決着がついていると思っているんでしょうね。
西沙紛争には、冷戦の一端という側面もありましたから。
当時、南ベトナム軍を裏で指揮していたのは、米国の軍事顧問団です。
皮肉なことに、それが現代の紛争にまで米国が絡んでいる・・。
TPPですが、ベトナムの目的は、対中国を意識した米国との
関係強化にあるとは思いますが、ISD条項を多用されると、
規制緩和により社会体制の変革を余儀なくされますからね・・。
この馬鹿げた貿易協定に対する真意はどうなんでしょう。
ベトナムは先陣を斬って、脱退してくれないかなぁ・・。
>>3
良いご指摘有難うございます。お蔭様で南沙、西沙の私の認識は深まりました。その結果、私は次の憶測を持つに至りました。
オバマはロシア制圧の為には中国と仲良くする必要があると考えた。日本は米ネオコンが密かに抱くロシア・中国同時制圧作戦の一端を担う形(その作戦の全体像は日本には知らされない)で米ネオコンの示唆に基づいて尖閣騒動を起こした。オバマは日本の勝手な行動に慌てた。しかし、安倍政権になって軍国主義が採用され、元気づいた米ネオコンはオバマへの圧力を強めた。その結果、米国はロシア・中国同時制圧作戦に大きく舵を切った。
この度のフィリッピンによる中国人漁師逮捕、ベトナムのOIL RIGへの嫌がらせは4年前の前原が起こした尖閣騒動の手口と全く同じ。中国包囲網政策を進めてきた日本は今更後戻り出来ない。解釈憲法は必須。
米国はウクライナ・ロシア攻略で忙しい。米国は日本に中国海での旗振りを期待している。だが、解釈憲法で日本の実力集団が動けるかどうかは未知数。中国とロシアは来週20日北京で重要会議を行う。両国とも喧嘩上手。中国海は大変な事態に突入した。
>>10
いろいろ教えてくれてありがとう。ベトナム人はまさにあなたがおっしゃったようなことをいいます。歴史的に何度も侵略されたということを根に持っているんです。当然、韓国のことを思いましたね。見方によっては5世紀ごろから日本の侵略は始まっていますからね。国民感情というのは根が深いものだと思います。
同時にベトナム人は民族のアイデンティティにも誇りを持っています。モンゴルをやっつけたし、アメリカにも負けなかった。自分たちは粘り強く、そして勤勉だ。事実そうですしね。ベトナム人の印象はとてもいいですよ。