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tako2008さん のコメント

私見ですが、中国という国は、過剰な防衛本能があります。

歴史的に見て、中国は、「万里の長城」が象徴するように、
周辺国からの幾度となく侵略を受け続けてきました。

常に北方民族、南方民族による侵略が繰り返され、近年では、
アヘン戦争、日清戦争、日中戦争といったように。

また、常に内政に不安を抱え、国家分裂を繰り返しては内戦に
陥っているため、国の周囲を安定させようとします。

現代における「万里の長城」は、南シナ海です。

説明するまでもないと思いますが、南シナ海は、中国の
安全保障上、非常に重要な拠点であり、シーレーン防衛
という側面があります。

中国の思惑としては、その脅威である米国を追い出したい、
あるいは米国の影響力を排したいと考えています。

おそらく、目的を達成すれば、中国は大人しくなり、
歴史的な行動原理に従えば、「引き篭もり」ます。

欧米諸国と違い、冒険主義的なことを嫌う国柄なので。

台湾は将来的に中国に「形式上」併合されることになるかも
しれませんが(クリミアと同じようにその方が安定するため)、
香港と同じように、「一国二制度」を採用するでしょうから、
現状は大きく変わらないと思います。

ですが、正確なことを予測することは不可能ですので、
明言することは避けておきます。

長いのでそろそろまとめますが、確かなことは、これから先、
ネオコンの戦略を継続し、日本もそれに加担し続けるなら、
世界は多極化に向かうどころか、冷戦時代の二極化に戻って
しまうだろう、ということです。

まあそれでも、オバマになって「多少は」まともになった、
と思っていますが・・。

(・・眠い・・風呂入ってない・・)
No.7
127ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1;事実関係 安全性が保証されないまま関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県などの住民189人が関電に運転差し止めを求めた訴訟の判決言い渡しが21日、福井地裁であり、樋口英明裁判長は関電側に運転差し止めを命じた。  全国の原発訴訟で住民側が勝訴したのは、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の設置許可を無効とした2003年1月の名古屋高裁金沢支部判決と、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた06年3月の金沢地裁判決(いずれも上級審で住民側の敗訴が確定)に続き3例目。  大飯3、4号機は昨年9月に定期検査のため運転を停止。関電は再稼働に向け原子力規制委員会に審査を申請し、新規制基準に基づく審査が続いている。  審理では、関電が想定した「基準地震動」(耐震設計の目安となる地震の揺れ)より大きい地震が発生する可能性や、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。