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NakaBBさん のコメント

太平洋戦争を日本の精神史としてみた時、確かにそこにある異様なものを感じます。ああいう異様さは確かに浅間山荘やオウムにも通じるものがありますが、太平洋戦争以前と考えるとあまり思いつきません。島原の乱ももっと現実的だったし、西南戦争ももう少し健全な諦観を感じます。太平洋戦争の異様さは「健全な精神」と「リアリズム」がともに何か化け物のようなものに食いつぶされ、無責任なエリートとマスコミが作り上げた「お国のため」「天皇万歳」という似非精神主義に取って代わってしまったことです。国全体が狂っていました。多分回りからは正気に思えない。でもその熱狂はその国の人間しかわからないでしょうね。
やはり精神崩壊の鍵は関東軍にあると僕は思います。アヘンなどを資金源にした組織がまともな訳がない。そしてなぜ長州閥が満州を牛耳っていたのか?三井も井上馨が絡んでますよね。僕はその辺に一番興味があります。
No.4
125ヶ月前
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  11月29日重臣会議で若槻礼次郎、近衛文麿、岡田啓介、米内光政、 広田弘毅と5名の元首相は開戦に反対である旨天皇を前に発言しています。     1941年11月5日御前会議で日本は「十二月初頭の武力発動を目途に戦争準備を促進する」という方針が決定されています。  ただ、元首相などの重臣の意見を聞くべきだとの天皇の言葉で11月29日重臣会議が開催されました。  ここでの発言を『木戸日記』を引用する形で防衛庁防衛研究所戦史室著『大東亜戦争開戦経緯(5)』が掲載しています。もともと、カタカナ文で書かれているのを、ひらがなとし、主要論点を紹介します。 ********************************  陛下より大変な時代になったねのお言葉あり、若槻直ちに之に奉答した。 (注:若槻礼次郎は元大蔵官僚、 1924 年から 1926 年首相。ロンドン海軍軍縮会議
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。