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ぼくちんさん のコメント

自分に原因があるって大衆思考が考えなくなったかなーとかちょっと思います。
いじめの問題も似てるんですよね。

教師の力がもっと強かったら、いじめをしている生徒にもっとばしっとできると思うんですよね。
でも今、なにかあると、すぐに指導ではない、暴力だと、保護者に言われる訳です。
大人が必要以上に子どもを守ろうとした結果、
子どもが大人をなめきるようになり、教育者が子どもの問題に介入できなくなった。
熱血教師を排除したのは他ならぬ保護者です。
保護者の思いが極端に反映されすぎた。
でも保護者は教育者のせいにし、教育者は保護者に悩まされているとあてこすりをするのです。
昔も今も反目し合うのではなく、二人三脚で進もうとしなければ、きっとバランスのとれた教育は実現されないでしょう。

 僕はお店での接客業に関わっていますが、やはり価格では通販にはかないません。
ですからお客さんが店にくること自体に安さ以上の価値を感じさせなければいけないと思ってます。
一言で言うと、『付加価値』ですね。

ひとつはおきゃくさんに「発見」を提供すること。
知ってる知らないでこんなに違いますよ!と、家でただ商品をポチってたらきづけなかったことの提供。
これはわかりやすくネットで買う以上の価値を実感してもらえます。あなたの案内をうけてよかった、これからの生活がより快適になると。

もうひとつは接客そのものの受け答えに価値を見いだしてもらうことです。
これは非常に難しいことなんですが、しかし、ハックルさんの言ってる『消費者の責任』はここにあると僕も思います。
「あなたの接客はよかった、丁寧に対応してくれた」ということに1万以上かけてよかったと思ってもらえるか。
つまりは『心意気』です
この心意気はいま、消費者の意識からはまったくもって遠ざかっています。

僕は一つに、これは情報化社会がもたらした
『比較』の意識のしすぎ、のせいじゃないかと思います。
なにが言いたいかというと「商品そのものの価値を自分で判断していない」んです。
比較の中、相場で決めている。

ずっと前に家電量販店で世界的に有名なスマートフォンが乗り換え0円で売られてて僕は驚愕しました。
発売から3、4ヶ月たったころだったと思います。
なぜなら僕にとってそのスマートフォンは4万以上の価値がある商品だと思っていたからです。
他の場所で買って満足した人もいるでしょう。

でも、これを知ったとき、定価で買った人はみんな「ああ、損した」と思う訳です。
「心意気?そんなものはくそくらえ」というわけです。
買った時に満足したことは一瞬で忘れます。どんな丁寧な案内を受けてても金額面では損は損なわけです。
「自分にとってその商品価格は対価であったか」と(販売時のサービスも含めて)考えられないのです。

だから付加価値を求めない人が増えていってるので、
単純に最安値の通販が流行っていくのは時代の必然なのだと思います。

さっき述べた僕の教育持論の繰り返しになりますけど、
自分の行いが自分に返ってくる意識を持ってる人ってほとんどいないんじゃないでしょうか。

『ハックルさんの言う通りブラック企業は消費者が生んでいる』
指摘が端的すぎておもわずこんなにも長文で反応してしまいました(笑

まとめると、このブロマガのシステムはすごいって言いたかったってことです。
No.3
147ヶ月前
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ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。