フレデイ タンさん のコメント
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A 事実関係、
(1)毎日新聞 8 月 1 日
TPP交渉の閣僚会合は7月31日午後(閉幕。知的財産や、乳製品の関税など一部の難航分野で対立が解けず、交渉参加12カ国が目指した大筋合意には至らなかった。米通商代表部(USTR)のフロマン代表は閉幕後の共同記者会見で、「大きな進展があり、今後も集中的に交渉を続ける」と述べたが、次回の閣僚会合の時期は示さなかった。
12カ国は会合閉幕後、「重大な進展があり、TPP妥結に向けて、残された課題の解決のための作業を続ける」とする共同声明を発表した。記者会見で甘利明TPP担当相は、「もう一度会合を開けば、すべて決着する」と強調したが、フロマン代表は「次回会合の時期は決まっていない」と述べた。
閣僚会合は、最終日の31日もぎりぎりの交渉が続いた。最後まで焦点になったのは、乳製品などの農産品関税と、知的財産分野だ。乳製品を巡っては、
習近平はオバマに大国同士のウイン/ウインの平和協調関係の樹立を呼びかけたが、オバマはそれに積極的に反応することはなく逆に米国服従国家群とTPP交渉を加速化させることにより習近平の提案を拒絶した。習近平は今後米国一般人に対して中国の顧客の立場を強調し、米国支配層に揺さぶりをかけるだろう。中国はそれだけでなくファイブアイズ(昨日覚えた用語)にもプレッシャーを掛けると思われる。農産物で世界最大の購買力を誇る中国は供給先を全面的に南米にシフトさせることを匂わすだけでも、米国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの農業者は震え上がる。
米国はTPP加盟国に米国市場への優先的アクセス権を与えることをTPP売り込みの武器にしているが、米国市場は中国市場に比較したらちっぽげだ。このことだけでも、TPPがfeasibleでないことが判明する。
続き。
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