フレデイ タンさん のコメント
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今次習近平国家主席の訪中は①安全保障関係の緊張、②経済関係の発展という相反する2つの流れの中、実施。なお、①との関係では米側は日本に対して南シナ海で監視活動を強化するよう圧力をかけ、日本が実施。
A 事実関係
中国の習近平国家主席は22日午前、シアトルに到着し、国賓としての米国訪問をスタートした。同日夜には経済団体などの歓迎夕食会で米中の「新型大国関係」を推進するために、地球規模の課題で協力を深化させるなど4項目を提案した。
習主席は2013年6月に米カリフォルニア州でオバマ大統領と会談し、米国に「新型大国関係」の構築を呼びかけていた。25日の米中首脳会談を前に、日本との同盟強化などアジア太平洋地域への「リバランス(再均衡)」を進めるオバマ政権に改めて戦略の調整を促した形だ。
習主席は演説で「新たな起点から新型大国関係を発展させるためには正しい方向に構築しなければならない
米国は不思議な国です。その国の本質がファシズムの国なのですが、世界中の一般の人々はメデイアがそう喧伝するものですから、米国を自由と民主主義の国だと受け止めて居ます。しかし、米国の権力構造をつぶさに見ますと、確かに普通選挙を行って大統領を選出しますが、その大統領を動かす勢力がその背後に在ることに気づかざるを得ないのです。更に詳細に観察すると、イスラエル・ロビー、ウオール街の利権団体、ネオコンと称されるカルト集団、そして有名な軍産複合体の存在を認めざるを得ません。
故フランクリン・ルーズベルト大統領は「本質的に、個人、或いは私的権力をコントロールするグループ、或いはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ」と言っているわけですが、上記の4グループこそが米国政府を所有していると見ても何ら不都合は生じません。従って、ルーズベルトの定義によれば米国はファシズム国家だと言えるのです。視座を転じて、国家を株式会社だと見立てれば、米国の大株主はイスラエル・ロビー、ウオール街、ネオコン、軍産複合体となります。因みに日本の権力構造を見て見ますと米国に似た状態です。日本は選挙をたびたび行いますが、日本の背後に厳然として不変の勢力があります。その勢力を日本政府の所有者そのものだと私は見て居るのですが、一部では、ジャパンハンドラーと呼ばれたりしています。正直に言って、彼らの日本政府に対するグリップは米国の所有者の米政府に対するグリップに比較してそれほど強いものとは言えませんが、時によりとても強くなります。2012年8月に書かれたアーミテジとナイの日米同盟のあり方に関するレポートは日本国経営に関する大株主としての「株主提案」そのものです。安倍政権の成立とこれまでの動きは靖国軍国主義を除く全ての点でその「株主提案」に応じるものと言っても過言ではありません。
続く
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