• このエントリーをはてなブックマークに追加

Kuchanさん のコメント

私が生まれるずっと前に、両親と姉たちは兵庫県の丹波篠山に疎開していたそうです。その疎開先だったお家のかたが毎年秋になると松茸を送ってくださり、松茸が貴重品になると次は毎年栗を送ってくださるようになりました。秋になると母が作ってくれる栗ご飯や渋皮煮がすごく嬉しかった記憶があります。丹波篠山の松茸や栗なんて、今から思うとなんという贅沢だったんでしょう。夏には縁側ですいかを食べて、種飛ばし競争よろしく庭にすいかの種をぷうっと吹き飛ばすことをして遊んでいたら、その種がいつのまにか発芽していたりということもありました。そのころは大阪という都会でもささやかながら自然と触れ合う機会が結構あったのですが・・・。
No.2
110ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 秋風が吹くたびに色彩が失せてゆく景色の中で、鮮やかな色を際立たせてくるのが果樹だ。  里山を歩けば民家の庭先ではおいしそうな照柿色や蜜柑色が、モノクロームにインクを一滴だけ落とすように加工した写真芸術みたいな光景を見せてくれる。  
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。